だから、寒い。
活動が終了した午後3時を過ぎても、前の晩から凍った水槽の氷や畑の霜は溶けないままだった。
[小池常雄プロジェクトリーダー(中央)が持っているのは、 片方が乾燥保存のソラマメで、 もう片方が植えるために水を含ませたソラマメ。 重さは2倍以上も違う] |
ソラマメもハクサイもプロジェクトではここ数年繰り返し育てている。
感染症対策で活動に制限が生じていることもあるが、サツマイモの収穫などを軸に農業体験に取り組み、同じ時期でも収穫する作物があれば植える作物もあるなど育ち方の違いを知る。ただ今年は少しやり方を変えた。
開始前に訪れると既にウネには穴が掘られており「ここに植える」ということが分かるようになっていた。
活動もスムーズになるが、どうやら新型コロナウイルスの変異株による感染拡大を懸念して短時間で終わることを考えた対応のよう。スタッフの事前の準備に頭が下がる。
植えたのはソラマメの発芽した苗と乾燥保存させていたマメに水を吸わせた合計500粒ほど。
体験には十分な数だ。
その前に行ったハクサイの収穫はこれまた初めて、子どもが自分で丸ごと引き抜いた。
これまでは刃物で根本から切っていたが、今回はより安全な方法を選択。
結果的にハクサイの根の様子(思っていたより細く短い)が分かって、学び(経験)にはより適切と感じられた。
クリスマス前のエキストラプログラムは、全員で近くの公園(つくし野セントラルパーク)に移動。
集めた落ち葉を畑に持ち帰り、たい肥をつくる前のフカフカの落ち葉のプールでダイビングを楽しんだ…ホコリまみれになっちゃうけどね。
[大人の腰の高さくらいまで積まれた落ち葉。 フカフカなので恐れることなく飛び込む] |
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
このニュースは、年末ぎりぎり、12月28日17時に配信されました。
岡本記者には、毎月の定例活動12回を取材いただき、配信いただきました。
この場を借りて、お礼申し上げます。(小池)
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