次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2022/02/13

開催報告:第11回定例活動

  「春を探して~里山ハイキング」  
2月12日土曜日、活動開始以来16年連続、16回目開催の恒例のプログラムを実施。
この日は、小池一人で朝9時半から、最終活動場所の専用畑に資材を搬入。
収穫する野菜に、赤いガムテープでしるしを付けたり、収穫物抽選時の準備などを実施。
いったん自宅に戻り、昼食後、開始30分前に集合場所に行くとゆり子さんと井上さんがもういて…。
この日のメイン講師は高見顧問。
活動のテーマをお話。(このブログ末尾にこの時用いたメモを貼り付け)
この日の活動テーマは、大きく3つ。
 1.里山って何?
 2.地域の昔と今の姿。
 3.地域のランドマークの変遷
単なるハイキングではなく、道すがらのいきものや植物の様子を観察しながら歩いてほしいので、9マス、16マス、25マス(2種)の「しぜん探しビンゴ」を配布。
お話しのあと、全員で出発。
住宅地を抜け、横浜エリアに入ると急に雰囲気が変わり。
ここは横浜市が森村学園から「森村の森」と呼ばれていた用地を買収して整備した「長津田宿市民の森」
森の中の以前の7月のプログラムで使っていた場所は、すっかり雰囲気が変わっていて。
ここにもナラ枯れの被害が及んでいて…。
森を抜けて、日露戦争の碑がある場所で一休み。
その後、大石神社へ…。
大石神社にあった2本のモミの木の片方は、台風で倒れてしまい、切り株だけが残っている。
切り株の断面の年輪を数えると、いつからこの木がここに生えていたかがわかる…というお話をする高見顧問。
手水の水を補給していた龍も、コロナでお休みだって…。
普段は、車でこの下の道をよく走っているという人も、この角度から見ると新鮮。
毎年変貌する住宅地を抜け…。
王子神社でトイレと給水時間。
前日のコロナワクチンの副反応のせいで、体調不良の高見顧問は、ここまででお別れ。
246号線を横断歩道協で渡り…
お寺とお墓とペット霊園を抜けて、森をさらに抜け…。
元気な男の子たちが先を行く姿が、逆光の中でシルエットになり。
左側は最近まで耕作されていた場所。
10年を経ずにこんなに篠竹が生い茂り、さらに次には孟宗竹が侵入してくる。
里山として、使われていたころは健全だった雑木林が、ナラ枯れと孟宗竹に侵略され、荒れていく。
冒頭の集合写真を写した小さなお社(やしろ)の壁面の囲い板が外れたところには、ヤモリの卵塊が。
本来は西日が当たって暖かい場所(板の裏側)だったはずが、風で板が飛ばされ、むき出しになってしまったものかと…。
それにしてもたくさん産み付けたもの…。
300年くらいこの場所で信仰されているお地蔵さん。
マスクは去年と同じもの。
林を抜け、大昔のイタリア車が捨てられているのを横目で見ながら進むと耕作地に出る。
日が当たっている斜面で、おやつタイム。
食べ物は全てビニール袋で小分けされているものとし、食べる前に手指をアルコール消毒。
最後のルートは、「ウマの背」と呼ばれる小さなアップダウンが続く尾根道。
男の子たちが、制止を聞かず、どんどん先に進んでしまう。
246号線をまたわたると、もうつくし野。
畑の入口にセットしておいた消毒薬でこの日3度目の手指の消毒。
畑で私からまとめのお話。
配布した資料と、地域の変化について…
最後は、ご褒美の野菜の収穫。
午前中に収穫すべきものにしるしを付けておいたので、効率は良く。
収穫方法は、子どもたちが全体を引っこ抜き、通路で待っている顧問が、外葉を切り落とし、広げた新聞紙に、平等になるように分けていく…という方法。
これは巨大に成長したオレンジカリフラワー。
4等分にして配布物に…。
最後は平等に番号札で抽選。
取材の岡本さん、途中離脱の高見さん、前週に下見支援の樋村ご夫妻にも、解散後、ご自宅にお届けしてあります。
それぞれに、キャベツが1つか2つ。
茎ブロッコリーは、全家族に…。
オレンジカリフラワーが当たった家族は、ラッキーということで…。
この日の参加者は、
未就学:2名。
1年:5名、2年:5名、3年:1名。小学生の合計:11名。
中学生:2名。
保護者:13名(11家族)
顧問・取材・代表(田村、船崎、高見、井上、岡本さん、小池):6名。
未成年合計:15名。
成人の合計:19名。
参加者総数:34名。
コロナ禍でありながら、たくさんの皆さんに参加いただきました。
〈おまけ:高見さんと小池の説明ボード〉
文章:小池常雄
写真:井上、岡本さん、小池
ブログ編集:小池常雄

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