次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2022/02/28

庭に来る野鳥たち(その4:シジュウカラ)

  シジュウカラ : もはやスズメより身近! 
例年、1月の定例活動で作っているのはシジュウカラ用の巣箱。
シジュウカラは四十雀と書き、スズメ(雀)40羽分に相当するような貴重な種という意味が語源という。
けれど、今やつくし野では、0.5雀くらいの価値だろうか?
それだけ、語源が、数多く(スズ)+ 身近な鳥(メ)…という意味のスズメが激減している…ということなのだけれど…。
シジュウカラは、人が作る巣箱をよく利用してくれる種だけれど、近縁のヤマガラが、慣れると人の手のエサを食べるようになるのに比べ、ヒトへの警戒は怠らない。
けれど、臆病な雀ほどではなく、ヒトの存在をうまく利用して、付かず離れずの距離を保ち、天敵のカラスなどから子育て時にヒナを守る手段としてしている。
[両足で丁寧にヒマワリの種を抑え、つついて皮をむいて食べる。他の鳥にはできない]
しばらく前まで、シジュウカラには自動的にヒマワリの種が補給される給餌機を使っていたけれど、たくさん周りに散らしてしまい、ネズミを呼んでしまうことになり、中止。
今年は食卓の窓のすぐそばに、台を置き、アウトドア用の小型のシェラカップに入れてプレゼントする方法を採用。
彼らは決してそのままの場所で食べることはせず、天敵から身を隠せる場所までヒマワリの種を持って行って、丁寧につついて中を取り出して食べる。

この先は、先に紹介したメジロ。
夫婦仲良し…と、書いたけれど、いい写真が写せたので、再度紹介。
食事を終え、近くで一休みするメジロのツガイ(夫婦)。
良く見ると、奥に止まったほうが手前の方の首筋をグルーミングしている。
見ていてなんともほほえましく…。
ヒト用のミカンがなかなか高いので、オレンジジュースをメジロにプレゼント。
これはこれで…、絵にはなる。(少しピントが甘い)
とても上手に小さなグラスのふちに脚をかけ、頭を深く突っ込んで飲む。
ヒヨドリもよく飲むけれど、下を向いたままでは呑み込めないらしく、上を向いて飲み込む姿が笑える。

メジロが逆光の木漏れ日を浴びて、こちらを伺っている。
これもまたかわいい…。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影場所:町田市つくし野
撮影日:20220109

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