次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2022/03/15

活動報告:第12回定例活動

 「ジャガイモを植えよう!」を実施 
3月12日土午後定例第12回活動(不定期開催の特別活動と合わせ延24回目)を実施。
準備は前日夕方、購入して自宅で保存してあった種イモ2箱(10㎏箱×2種(ダンシャク(男爵)、メークイン),希少種小袋×2種)、専用肥料などを活動スペースに搬入。
当日は8時半から、ひとりで活動資材を畑に搬入。
当初、タープは張らないつもりだったれど、気温上昇と陽ざしが強くなりそうだったので、準備作業も含めて長時間に及ぶことになるので、用心して張ることに…。
10時前からゆり子さん、10時半から船崎さん、小3年・2年のKS・MS姉妹が本人の希望で準備作業に参加。
この日のメイン作業である種芋植付のため、事前に種イモを半割にし、断面に草木灰を付けておく手のかかる作業が必要だったので、大変に助かり…。

左が「メークイン」、右が「ダンシャク(男爵)」。
イモの形のみならず、既に芽の出かたが違う。
ゆり子さんの指導で、イモのおへそ(土の中で茎につながっていたところ)から、らせん形に芽が出るところがあることに気を付けながら、へそを基準に半割に…。


断面が腐ることを防ぎ、肥料にもなるアルカリ性の草木灰を両方に付け、植え付けまで陽に当てて乾燥。
午後から、樋村夫妻、この春大学生になるSO君、高見顧問が支援に参加。
事前にジャガイモの植付場所の耕耘、サヤエンドウ用の柵の整備などを実施。
あっという間にお昼の時間、…つかの間の休息。
タープを張っておいてよかった!
定刻になり、参加者が順次参集。
受付は、引き続きS姉妹が担当。
天気が良く、気温も急上昇したので、参加者は多く。
今日のプログラムには、程良い人数。
お話ししたのは、キャベツやハクサイ、茎ブロッコリーの仲間と、レタスの違い?
ジャガイモの有名な2種と、希少種の事。
ジャガイモの毒について。
ジャガイモの植え方で注意する事。
自宅で簡単にジャガイモを作ることができる「袋栽培」の注意点について…等。

畑での活動の最初は、キャベツの収穫から。
事前に、収穫するものに黄色いガムテープでしるしを付けておいたし、ウネで切り取るのではなく、全体を引っこ抜いて、通路に持ち出し、船崎さんに葉を落としてもらう方法にしたので、効率は良く…。
次は、皆で茎ブロッコリーの収穫。
急に暖かくなってしまったけれど、実は寒い時期に成長したものこそが甘くておいしい。
本当はこの写真、左右併せて3人の女の子たちが可愛く写せたのだけれど、顔が丸写りなのでブログには載せられず。
真ん中の子に、顔をわざわざ隠してもらってこんな写真に…ゴメン!!
茎ブロッコリーの花束だよね…。
これは、ホウレンソウの収穫風景。
引っこ抜く方法もあるけれど、一般的には地面の下数㎝のところを刃物で切る方法。
未就学や低学年の子に、小さいナイフを使わせることを一瞬躊躇したけれど、まあ一人一人に手を貸せばそれもありか?と考え、いつも持っているポケットナイフで子供たち自身が収穫。
学校教育の場ではなかなかできないことも、一人一人に対応してあげられる参加人数の時は、体験学習できるということ。
ホウレンソウの収穫の跡地を、直ちにジャガイモの植付場所用に耕耘と施肥(牛ふん)。
今年は、極力ウネを低くし、
化成肥料と堆肥を中央に掘った溝に撒く「溝施肥(みぞせひ)」…という方法で…。
最初にこういうやり方…と示したら、子どもたちが見よう見まねで手伝ってくれて、あっという間に…。
この溝の左右に、互い違い・ジグザグに種芋を植えつけていく。
ジャガイモの根は種芋の上方に出るし、堆肥と化成肥料と一緒にあるとよく吸収されるので、全体に撒いて漉き込んでしまうより、よほど合理的。
ジャガイモ栽培で育成途中の必須作業である土寄せがとても楽になる。
横から見るととてもきれいな溝になっている。
細かい指示は、いつものようにしないけれど、それぞれが自分でできることを見つけて一生懸命に手伝ってくれた…。
それが、高い位置からの写真だととてもよくわかる。
事前にできる準備をしておいた事と、たくさんの人が自主的に動いてくれたおかげで、予定した時間より早く、作業を終えられ…。
作業と並行して、収穫物の配分の準備も…。
キャベツひとつづつと茎ブロッコリー、ホウレンソウはほどほどの量が全参加家族に…。
ロマネスコやカリフラワー、ハクサイは量が限られたので、3~4等分して適宜配分。
当たった家族とそうでない家族がいるけれど、抽選だったので、恨みっこなし。
この日の参加者は、
未就学:4名。
小1:5名、小2:7名、小3:4名、小6:1名。小学生の合計:17名。
中学生:2名。高校生:1名。
未成年の合計:24名。
保護者:17名/16家族。
顧問・取材・代表(樋村夫妻、田村ゆ、船崎、高見、井上、岡本さん、小池):8名
成人の合計:25名。
参加者の総合計:49名
参加者の皆さん、お疲れ様…。
この日の翌々日、月曜日早朝、恵みの雨が降り、土の下の種芋を潤しました…とさ。

〈おまけ:この日の各家庭の夕食〉
参加した皆さんから、この日の収穫物を利用した夕食の写真をお送りいただきました。
最初は、CYさん
「茎ブロッコリーとロマネスコで作ったグラタン。 キャベツのお味噌汁。」
 美味しかった~。 茎ブロッコリーが特に甘かったです。
 ロマネスコもポリっとした歯ごたえが良かったです。 ごちそうさまでした。」
「お蕎麦に茎ブロッコリーもあいますよ。」
YAさんのママから。
「(活動には行けなかった)パパが作りました。
 ホウレンソウとベーコンのバター炒め。
 本日も、ありがとうございました。」
YNさん
「茎ブロはお醤油で!
春キャベツは塩麹炒め!
キャベツが生でも甘くて、子どもたちの クレクレコール でおやつになりました(笑)」
横に飾ってくれたのは、畑から持ち帰った菜の花かな??
春っぽいよね…。
MSさんより
「キャベツは梅肉巻きとシュウマイの座布団にしていただきました!」…とさ。
参加のみなさま、おいしく食べていただき、ありがとうございました!
文章:小池常雄
写真:船崎、井上、岡本さん、小池
(夕食の写真の撮影者はそれぞれに記載)
ブログ編集:小池
最後に平和を願って…

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