次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2022/03/05

庭に来る野鳥たち(メジロ:その1-Ⅱ:後半にヒヨドリが…)

  メジロ(その1-Ⅱ) 逆立ちのみ   
[空中に浮かせたビンのなかのオレンジジュースをうまく飲むメジロ]
家に来る野鳥たちに、ミカンをプレゼントしていたのだけれど、ほとんどをヒヨドリに食べられてしまうので、安いオレンジジュースをビンに入れて提供したのは既に記載した通り。
しかし、これまた、大食漢のヒヨドリにほとんど飲まれてしまう。
ついては、ビンを空中に浮かせれば、ヒヨドリには飲まれない…と針金で小瓶を空中に浮かせてみたものの…。
これまた、短時間のホバリングで一口ずつではあるけれど、ヒヨドリに飲まれてしまう。
よく観察していると、メジロの呑み方はヒヨドリと決定的に異なっていることに気が付く。
つまり、メジロはほとんど逆立ち状態でジュースを飲める。
一方、ヒヨドリは、ニワトリのように一度頭をあげて、「ゴックン」と飲み込まないと次の一口が飲み込めない。

生物学的には、下記のように、「目(もく)」まで一緒で、科のレベルで異なる。
ヒヨドリは、「鳥綱 スズメ目 ヒヨドリ科 ヒヨドリ属 に分類される鳥類」。
メ ジ ロ は、「鳥綱 スズメ目 メ ジ ロ 科 メ ジ ロ 属 に分類される鳥類」。
このビンのぶら下げ方式、すぐにヒヨドリによるホバリング、一口ずつ飲みの新方法であえなく、再度失敗。
ついては、3度目の手法として、ぶら下げた小瓶を吊るしたプランターと窓ガラスの間の狭い裏側にぶら下げる方法を採ってみることに…。
この狭い隙間には、平和主義のメジロしか入れない。
暴れんぼう将軍またの名、ドラえもんのジャイアン のヒヨドリは窓ガラスに羽が当たってしまい、ホバリングはできない。
だから、メジロご夫妻は、交代でガラスのこっち側の私が気になりつつも、まあ、ヒヨドリに意地悪されて追い払われることなく、オレンジジュースが楽しめる…というわけ。
少なくなっても、こんな感じでちゃんと飲める。
メジロにとって、平和で幸せな時間が続くと思われたのだけれど…。
横の吊り鉢に、吊るされた瓶を見る不穏なヒヨドリの姿が…。
鉢に飛び乗って、ガラスの窓の内側を気にしながら、物色。
窓ガラスには、メジロが飲むときに飛び散らしたジュースが乾いて…。
じりじりとにじり寄って…。
おお! ついには、こんな格好で…。
ヒヨドリには細すぎて、掴まって体を支えられまい…と思った細い針金で体を支え…。
窮すれば、…。
ヒヨドリとメジロと私の知恵比べは、私の負け。
そうこうするうちに、急に暖かくなり。
野鳥に冬季だけ自宅庭でエサをプレゼントする時期も終わりに近づく。
もう春だものね….

〈おまけ:高見顧問ご自宅での写真〉
高見顧問より、写真を頂きました。
やはり、私と同じで
「メジロにエサを…と、ミカンを細いひもで枝から吊っておくのだけれど、
この写真の通りの執念でエサにありついています。」
…との事。
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同
撮影地:小池自宅

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