次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2022/03/25

一気に春が!(その3)

 キセキレイ  羽化昆虫を追う 
この鳥は、キセキレイ
つくし野駅前でもよく見かけるハクセキレイの近縁種。
長い尻尾を上下に大きく振りながら、ヒトで言えば膝を曲げ伸ばしして屈伸運動をいつもしているように見える鳥(笑)。
定点にしている新治市民の森の池でよく見かける個体だけれど、急に暖かくなったこの日、いつもと動きが違う。
しばらく行動を見ていると、あまりうまくはないけれど、水面の上でホバリングのようなことをしている。
つまり、急に暖かくなり、水棲昆虫が羽化し、水面から飛び立つところ(ハッチ…と呼ばれる)を、絶好のお食事時と狙っている…ということかと。
この状況を模し、毛ばり(フライ)を用いた釣りが、フライフィッシング
【注】当初、羽化した水棲昆虫を「フライ」と記しましたが、誤っていました。
写真を写していた人の言葉を信じてしまい、確認が十分ではありませんでした。
正しくは「フライ:水棲昆虫に見せかけた毛ばり」の事でした。
修正してお詫びします。
動きが早いので、カワセミがエビをくわえているような捕食状況は写せないか
と思っていたけれど、写した写真をよく確認すると…。
ちゃんと口に水棲昆虫をくわえているのがわかる。

一方、愛嬌がある顔つきの小鳥はヤマガラ
留鳥で、1年中いる。
つくし野ではちょっと厳しいけれど、少し雑木林に近い住宅地なら、庭先にやってくる。
子供の頃、ヤマガラを使ったおみくじ引きを、豊川市の豊川稲荷の境内で見た記憶があることは以前このブログでも記載。
1年前のこの場所での営巣の様子は、こんな感じ…。
いつも来ている常連の愛鳥家が、餌を置いて小鳥を呼んでいる。
多様な種類の小鳥たちが、厳しかった冬を耐え、春の到来を喜んでいる。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影場所:新治市民の森
撮影日:20220320

0 件のコメント: