甲高い声で啼くこの鳥は…
モズは、肉食。ハヤニエ(早贄)という、木の枝やとげに昆虫やトカゲなどの獲物を突き刺して干しておく貯食方法を取ることが有名。
「モズのはやにえ」という言葉が生まれたとか…。
生食(おさしみ)だけでなく、干物(ひもの)もまたお好み…ということかと…。
獲物は、昆虫やトカゲ,カエル,ミミズ,小鳥,ネズミまで多様な動物が含まれるという。
さすがに大きすぎて、小鳥やネズミはハヤニエにはしないだろうけれど…。
私も、晩秋に自宅のキンモクセイの剪定をしていた時、目の前にハヤニエにされたトカゲのミイラがあることに、急に気が付いて。
トカゲの恨めし気な半眼の目線と至近距離で、眼が合ってしまい…。
おっとっとっと…。
一方こちらはいつものダイサギ君(さん?)。
この時期、獲物となるトカゲや昆虫は活動していないから、お腹を空かせているのか、貯食しておいた食べ物を食べているのか?
畑で冬に作業していると、近くの民家のアンテナの上から、見下ろしていたりする…。
ヒトの動きに驚いて逃げだしたトカゲやミミズを狙っているのだろうけれど…。
冬鳥なので、見られるのはもう終わり…。
エサを探すときは、頭が下向きなのでその目つきは斜めからしか見えない。
この写真は、きれいな水面に映った姿を上下反転させ、露出などを水面の鏡面の方に合わせると、こんな感じ。
(下側の実際の姿の方は、少し露出が多く飛んでいる。)
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