次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2022/03/11

モズ エサを探す

  甲高い声で啼くこの鳥は… 
モズは、肉食。
ハヤニエ(早贄)という、木の枝やとげに昆虫やトカゲなどの獲物を突き刺して干しておく貯食方法を取ることが有名。
この状態がいけにえ(生贄)に見えたので、
「モズのはやにえ」という言葉が生まれたとか…。
生食(おさしみ)だけでなく、干物(ひもの)もまたお好み…ということかと…。
獲物は、昆虫やトカゲ,カエル,ミミズ,小鳥,ネズミまで多様な動物が含まれるという。
さすがに大きすぎて、小鳥やネズミはハヤニエにはしないだろうけれど…。
私も、晩秋に自宅のキンモクセイの剪定をしていた時、目の前にハヤニエにされたトカゲのミイラがあることに、急に気が付いて。
トカゲの恨めし気な半眼の目線と至近距離で、眼が合ってしまい…。
おっとっとっと…。
この時期、獲物となるトカゲや昆虫は活動していないから、お腹を空かせているのか、貯食しておいた食べ物を食べているのか?
畑で冬に作業していると、近くの民家のアンテナの上から、見下ろしていたりする…。
ヒトの動きに驚いて逃げだしたトカゲやミミズを狙っているのだろうけれど…。
冬鳥なので、見られるのはもう終わり…。

一方こちらはいつものダイサギ君(さん?)。
エサを探すときは、頭が下向きなのでその目つきは斜めからしか見えない。
この写真は、きれいな水面に映った姿を上下反転させ、露出などを水面の鏡面の方に合わせると、こんな感じ。
(下側の実際の姿の方は、少し露出が多く飛んでいる。)
右上の頭の部分だけを拡大すると…。
水面が波立ってしまうと、鏡面も乱れてしまい、こういう加工はできない。
それにしてもダイサギのこの個体、ヒトを恐れない。
またいろいろな姿の紹介を準備しています。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影地:新治市民の森
撮影日:202202

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