ウグイス 囀り、 カエル 啼く
ウグイスは、つくし野でも鳴くけれど、里山での姿はふさわしい。
こちらはジョウビタキのメス。
オスとメスで羽色がかなり違うので、見分けがつく。
愛鳥家は、ジョビ子さん…なんて呼ぶ。
一方、池の足元が何やらにぎやか…。
ごそごそ動きがあるので、レンズを向けると…。
アズマヒキガエルが、見える範囲だけでも10匹弱。
個体の大きさが皆同じなので、オスばかりかと…。
やれやれすこし寂しい…。
調べてみると、ソメイヨシノが咲くころ、オスメスが冬眠から一度目を覚まし、集団で産卵…という。
まさにこの日は、ソメイヨシノが開花宣言!!
これが有名な、蛙合戦。
1週間に満たない短時間で、この騒ぎは終わり、また冬眠に戻っていくとか…。
メスは?と思うと、近くには産み付けられたひも状の卵塊が…。
下の写真では、右側の葉の下に…。
少し離れた池には、既に卵からかえったヤマアカガエルのオタマジャクシがたくさん。
ひも状の方が、今回産み付けられたアズマヒキガエルの卵塊。
調べると、このひも状の卵塊はメスの左右卵巣のそれぞれから産卵され、2本あるのだそうで…。
こちらは、ヤマアカガエルの卵塊か?ちなみに、ガマガエルは毒をもつ。
近くで小さいエビや小魚をついばんでいたダイサギが、エサと認識して近づいてこないのは、これを知っているためか?
文章:小池常雄
写真: 同
撮影地:新治市民の森
撮影日:20220320/21
1 件のコメント:
蛙、すごいですね!卵が早くかえればいいですね!春が近づいてきています。
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