里山林縁部のチョウたち
初夏の里山の林縁を歩いていると、色々な昆虫の生き生きした姿に出会う。
これは、10年ほど前まで畑作が行われ、今は放棄され雑草が生い茂るて里山の谷地で見つけたチョウ。
はじめはモンシロチョウ…かと思ったけれど、黒い筋がある。
決定的なのは、後翅の付け根が黄色いこと。
春型と夏型と筋の黒さが違うというけれど、この黄色い部分は変わらず、
スジグロシロチョウであると見分けのポイントとなる。
ウィキペディア先生によれば、スジグロシロチョウは…
「モンシロチョウと同じモンシロチョウ属(Pieris)に属する。
和名が長く知名度がいささか低いためか、しばしばモンシロチョウと混同されるが、一般的にモンシロチョウよりも大型。
両種の特徴を熟知しない場合は飛翔する姿からの同定は難しいことが多い。
昆虫の翅には「翅脈(しみゃく)」があり、昆虫が羽化する際、これに体液を流し込んで固まる前の翅を展開する。
この翅脈の周りの鱗粉が黒くなっている点がモンシロチョウとの差異である。
また、比較的薄暗い場所を好み、市街地や都心部よりもむしろ住宅地や山村、公園の樹木の中などに多く、こうした場所ではモンシロチョウよりも多くみられる。
雄雌や春型と夏型とでは模様が異なり、春型では翅の裏側翅脈に沿い灰色の筋がある。
夏型では、表面の黒紋が大きくなるといった特徴が認められる。」
一方、こちらはキチョウ。
市街地でもよく見かける。
食草は、ネムノキやハギなどのマメ科の植物というから、意外に食草には困らないのかもしれない。
ウィキペディア先生によれば…
こちらはすぐ横にいたカメムシの仲間。
仲良く交接中。
この季節、様々な種類のチョウ、ガの幼虫もせっせとお食事している。
こんな配色のイヌがいたように…。
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