次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2022/07/09

スクールニュース Voll.652で紹介されました。

今日のミッションは食べる?
「つくし野ビオトーププロジェクトが特別活動「ソラマメを収穫しよう!」を行った6月4日は、七十二候で麦が金色の穂をつける麦秋至(むぎのときいたる)季節とされるが、プロジェクト専用畑の主役はソラマメだ。
昨年のこの活動で収穫した一部を保存して、冬の活動で植えたソラマメは大きく実り、サヤがその重さで頭を垂らしている。
3月ころからは作物の成長が活動のタイミングを左右することが多く、つくし野ビオトーププロジェクトではそれらの収穫体験を特別活動で実施している(その様子はプロジェクトのブログを参照)。
集まった子ども達18名に絵本で知られる「そらまめくんのベッド」ってなんだ、とお話を始める小池常雄プロジェクトリーダー。
これは、サヤの中でソラマメを包んでいるワタのことで、食卓で料理が出てくるのを待っているだけなら見たことないかもしれないが、食べるとほんのり甘くておいしい(らしい)。
「食べてみて」と子どもと一緒に話を聞いているお父さん達にも呼びかける。
本物の「そらまめくんのベッド」はどうなっている? 
小池リーダーの手元を見ようと身を乗り出す子ども達
小池リーダーは続けて、これからとるソラマメは、3つの種類に分けることができると話す。
サヤ全体が黒いソラマメ、オハグロと呼ばれるヘソの部分が黒いソラマメ、オハグロが黒くないソラマメだ。
サヤ全体が黒くなってしまったものは種にせざるを得ないが、そうでないソラマメは食感がホクホクしているものとシットリしているものに大別できる。
作る料理によって使い分けるとよい…と、「食」の話題は保護者も眼差しが真剣だ。
収穫はまずすべての株を土から抜いて、その後ソラマメのサヤを取り外して選別する方法がとられた。
自然な姿勢でできるので、サヤの外し漏れが出にくくなることと、身体への負担も少ないだろう。
ただし、土にしっかりと根付いたソラマメの株を抜くことに子ども達は一苦労。
腰をかがめて、一気に引くと抜けた反動で後ろに尻もち…隣のジャガイモは大丈夫?
この姿勢ではソラマメはビクともしない。一段、二段と身を低くしてやっと抜ける
大人も子どもも皆でソラマメの選別。
たらいにいっぱいのソラマメは何杯集まった?
持ち帰ったソラマメの調理写真も掲載された活動報告のプロジェクトのブログはとても彩り豊か。
レシピ集などに整理してみてもと思ったが、真似てつくっても参加者の感想(野菜嫌いの子が食べる)のようにはならないだろうとも思った。
材料はすべて「子どもが自分でとった野菜」。
多忙極まりない中で体験する意味、17年間活動を続ける意義の1つがここにあるからだ。
作業後は耕運機で土を耕す様子を見学。
「そらまめくんのベッド」に負けないフカフカの土になる」
転載元:月刊誌「スクールアメニティ」が発行する
Webニュース「スクールニュース」
取材:岡本記者
ブログ編集:小池常雄
写真は当ブログ用に色味などを調整しています。

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