次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2022/07/20

「メダカと里芋」と・・・畑のお世話(サツマイモと「賞品」が成長中)

   『メダカがいた!』   
鉄鋼マンさんから、お便りと写真を頂きました。
「外出から戻ると、次男が、『メダカがいた!』と言って来ました。
なぜメダカがいただけで騒いでいたかと言うと、
メダカを育てていた水槽ではなく、
グリーンウォーターを育てるために外に置いていた水槽のなかを泳いでいたからです。
何でここにいるんだろう?と子供達と話しました。
結論は、グリーンウォーターを取ってメダカ達のいる水槽に入れた時に
スポイトにくっついて来ちゃたんだろうと言うことになりました。
里芋の方も順調に育っています。
6年生の次男と比べても見劣りしない大きさです。
一つの芋から、たくさんの茎が出ています。
(【小池 注】この部分は葉柄。 葉の一部で、茎・枝につながる柄(え)のような所。
       サトイモの茎は、イモが相当。)
収穫した芋を使って豚汁を作るのが楽しみです。
ただ、里芋っていつ収穫するのが良いのでしょうか?
ジャガイモの様に茎が枯れるわけではないようですし。
ネットで調べてみようかと思います。」
サトイモは地上に茎は出ず、葉しか出ません。
茎に相当する部分は、地中で肥大化してイモになる作物です。
収穫適期をご心配のようですが、地上に出ている葉や葉柄が枯れた以降です。
サトイモは、熱帯が原産。
ウィキペディアでは
原産地はインドや中国、またはマレー半島などの熱帯アジアと言われているが、インド東部からインドシナ半島にかけてとの説が有力視されている。少なくとも、紀元前3000年ごろにはインドで栽培されていたとみられている
熱帯で温度が高く日照が十分あれば、成長を続けるはずですが、
日本では冬があり、霜に当たると地上に出ている葉は枯れてしまいます。
これで成長は止まりますので、この後が収穫期です。

サトイモ栽培で大事なことは、水切れを起こさないこと、土寄せと追肥です。
ジャガイモと似ていて、親芋の上に小芋、孫イモができるので、3回程、合わせて25cmほどの土寄せと追肥が必要です。

イモ類のいいところは収穫期が長いこと。
サツマイモもジャガイモも、収穫適期より前でも後でも収穫できます。
この種の活動では、天気はさておき、活動日の設定がしやすいので大歓迎。
ジャガイモは夏の高温に当たると、腐ってしまうので、今年はひやひやしました。
(実際は一部が傷み、ブルーシートをかけて高温を防ぐなどしました…)
サトイモは地中にあって、凍らない限り、畑でも比較的長く保存できます。

サツマイモは収穫しないでそのままにしておくと、やはり寒さに当たると腐ってしまいます。
サツマイモもサトイモも暑いところの出身ですから、イモによる違いが生じるということです。

〈おまけ:畑のお世話〉
ジャガイモの収穫の跡地をどう利用しようか?と考えていました。
今後、高温になるので栽培できる作物が限られ、次に植えつける秋のハクサイ・キャベツ・タマネギの苗の植付場所確保、連作障害など考えることは多いのです。
こういった限られた条件ですが、既に成長著しいサツマイモやカボチャのツルの伸長スペースだけにするのはもったいないので、実験的にサツマイモの伸長中の苗の先を切り、植え付けてみることにしました。
いうまでもなく、サツマイモのツル苗の植付適期は5月上旬から6月上旬です。
既にこの畑でも植えつけた5月半ばから2ヵ月が経過。 生育は順調。
そのさつまいもとサツマイモの間のジャガイモ耕作跡地に防草でブルーシートをかけておいたものをはがし、広めのウネを6本建て…。
手前と向こう側が生育順調の5月に植えたサツマイモ。
これは、南側のレタスを植えていた場所のマルチをはがさずそのまま差し植え。
少々密植しすぎたかな?
北側の前回、サヤインゲンを収穫した跡地。
こちらは牛ふんや苦土石灰、化成肥料を撒いた後、家庭用トラクターで耕耘。
細めのマルチを2本かけ。
自宅で、種から育てて準備しておいた姫トウガンと栗カボチャの苗を7本移植。
北側のリーフレタスは花を観察してから撤去してしまうので、ツルが伸長していくスペースになるのではないかと考えて…。
はてさて、結果はどうなるか?
定石の野菜栽培方法とは異なるけれど、失うものは無いので、チャレンジ中。

〈おまけ:「賞品」が成長中〉
カブトムシ相撲大会の参加賞は、例年のエダマメの生育が遅れており、豊作だったジャガイモになりそう…。
上位入賞者の賞品には、例年なるべく自分たちで作った作物、カボチャなども付けることにしています。
優勝などの上位入賞者には例年のカボチャに加え、今年初めて小玉スイカとミニメロンを付けられないか?と、初めての立体栽培でトライ中。
スイカやカボチャ、ウリといったツル性の作物は、平地に防草用のシートなどを敷き、平面的にツルを伸ばさせて栽培するのが定石。
でも欠点は、スペースを取ってしまうこと。
立体的な棚栽培の方法は面積を節約できるけれど、ツルが広がるフレームを組んだりネットを張ったり、重さに耐えるネットで支えてやったり、手間がかかる。
でも、この方法だとカラスに狙われることを防げる。
これは「姫トウガン」。 
植物の名前に「姫」がつくと小さい…という意味。
これ以外にも2つほど、土手で生育中。
以下は、「小玉スイカ」
これだけの数が生育中なら、賞品にできそう。
後は熟すタイミングだけれど…。
数は少ないけど、「ミニメロン」(商品名は「本気でメロン」)も。
ちゃんと育てば、最優秀賞用かな???
「坊ちゃんカボチャ」という商品名のミニカボチャは、土手の上で生育中。
こっちも5-6個あるけれど、大会までに熟するか?が問題。
文章:鉄鋼マンさん
写真:鉄鋼マンさん、小池常雄
ブログ編集:小池常雄

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