次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2023/06/20

井の頭公園池:二ホンスッポン

   大切な在来種 二ホンスッポン   
時々お邪魔している井の頭公園のいきものの観察会。
今回(5月20日)は、二ホンスッポン…というので、また土曜日の朝早くから遠征。
いつものように、30円の保険料を支払って、受付完了。
天気予報通り、小雨…というか霧雨が降り、子どもの参加者がいつもよりかなり少なく。
参加者を2班に分け、目的物の探索に…。
これは参加者の女の子が持っていた、笹舟。
実は、この日、カメの観察には最悪な条件。
時間も季節もいいのに、曇天、低温。
案内役のS氏他の皆さんがいろいろ案内してくださるのだけれど…
カメ以外のいきものは色々いたけれど、肝心なカメが見つからず。
これは、橋の根元の高木で営巣中のカワウのペリットのアメリカザリガニの殻。
これは橋の下に仕掛けてあった定置網。
一番下方向には、カメがおぼれないよう、息ができるように、ウキが仕込んである。
岸から近いところに何カ所か、カイツブリが営巣中だけれど、ここのは孵化して
沢山のヒナで賑やか!
引き返してくると、かいぼり隊の人たちが、ザルガニの捕獲と他の魚類・エビ類の捕獲調査中。
エビや小魚は、この日はあまりかからず。
スジエビかな?
ヤゴの抜け殻。
2歳くらいの女の子が、初対面中。
これはナマズ。
50cm程だったので、70cmほどの最大級ではない個体。
ふるさとの近くの妹の住まいのある磐田市で、食卓の窓から直接、水田に糸を垂らし、釣れたことが思い出され…。
この日の主役のカメがいない…と思っていたら、かいぼり隊の罠に、カメが!
でも最初は、ニホンイシガメ。
次に待望のニホンスッポンの2歳ほどの個体が2匹。
若い個体の、腹面はこんなにカラフル!
次に捕獲されたのは、4-5歳の個体。
こんなに大きさの差がある。
2つ鼻の穴が開いた鼻先や目元が可愛く!
ちょっとわかりにくいけれど、罠にかかってはいない、浅場にいた小型のスッポン。
生態工房のS氏が、捕獲して参加者に見せてくださろうとしたけれど、うまくいかず。
隠れるのはうまい!!
町田市つくし野の近くでは、境川では橋上からいつも見られるポイントがあるけれど…。
この日、少なくとも、4匹の二ホンスッポンの個体を見ることができました。

この催しは:
 主催:東京都西部公園緑地事務所(井の頭公園の管理者)
 協働運営:認定NPO 生態工房/ボランティア団体「かいぼり隊」

文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同
撮影地:井の頭公園
撮影日:20230520午前中

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