一気に来た、生き物の息吹
フィンランドから、写真と文章をお送りいただきました。
「こんにちは、夏至を目前にして日の入りは夜中の12時過ぎ、外はこんな感じで明るく、眠れずに寝不足になります。」
「今の時期タンポポがそこかしこで見られます。
芝に黄色が映えてキレイなんですが、
こちらの人はあまりタンポポが好きではありません。
綿毛が飛んて何処にでも出てくるし、根を張り巡らせるので抜いても抜けきれないし、匂いも嫌だし、と散々な言われようです。
ガーデニングする人が多いので、制御不能で自分の庭を荒らすもの、という感覚なんでしょうか。アレルギーの人も居る様子。
確かに日本でも雑草の類かもしれませんが、ここまで嫌われてはいなかったと思うのですがどうでしょうか?
犬の散歩で松林に入ると…。
根本にびっしりと茂っているのはブルーベリー。
よく見ると赤い実が付き始めています。
これから1〜2ヶ月で熟して紺色になり収穫時期です。
皆勝手に採って良いので、時期を逃すと無くなってしまいます
近所の小さい湖で鴨の家族を見つけました。
犬の散歩で近くに寄ると岸から離れるように泳いで出ていきます。
親鴨の一方が子鴨を引き連れて湖の中心方向へ、もう一方は子鴨達と我々の間に位置取りして我々が子鴨達に近づかないようにしているようです。
常に湖のなか程にいれば良いようなものですが、そこには隠れる場所がなく、上空からはカラスが狙ってますので、岸の水草の茂みに隠れているのだと思います
こちらのカラスは背中に少し白い部分があります。
もしかして白樺のカモフラージュか、と邪推したりもしています。
先日買い物ついでに寄ったアイスクリーム屋は、
お客さんが近くのベンチでイロイロこぼしながら食べるので、カラスがおこぼれにありつくべくやってきます。
人間の側もあまり邪険に扱わないので人馴れしていて、50cmくらいの所までやってくるし、カメラを向けても意に介せず。
おかげでハッキリした写真が取れました。
日本ではカラスと言うと襲って来そうで怖いイメージでしたが、
意外とつぶらな瞳をしているものだ、と驚きました」
文章:TBPフィンランド支部(YMさん)
写真: 同
(注:一部、小池の責任で調整・トリミングしてあります。)
撮影日:6月上旬から中旬
撮影地:フィンランド
ブログ編集:小池常雄
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