次の活動実施予告・実施済の報告


〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施しました。

2023/08/19

モンキアゲハ 水を飲む

   里山の小径で出会ったのは   
新治市民の森で定点観察している池の向かう緩やかな坂道を歩いていると、道に湧水が染み出ている場所で、モンキアゲハが給水しているところに出くわし。
大型のアゲハだけれど、森林性の種なので、市街地で見ることはない。
「成虫は前翅長60 - 75mm、開張110 - 140mmほどで、日本に分布するチョウとしてはオオゴマダラやナガサキアゲハと並ぶ最大級の種類である。
夏型は春型に比べて大型になる。
翅は大きくて幅広く、後翅には尾状突起がある。
色は全体的に黒いが、後翅には和名通り大きな黄白色紋があり、黒色系のアゲハチョウ類の中では比較的簡単に他種と区別できる。
この斑紋は羽化したばかりの時はほぼ白いが、日数が経つにつれて黄色みを帯び、標本などでは黄色に近くなる。
また、黄白色斑の周辺には小さな三日月状の赤い斑紋が並ぶ。
メスはオスに比べてこの赤斑が大きい。また、南に行くほど配色はより鮮やかになる。」

これは公園の駐車場近くの木工所の外側で見つけたアゲハ種の前蛹の末期。
間もなく、蛹となる個体が、体を固定し終えたところ。

右下のテーブルの裏側の桟の下面に地面と平行して蛹化。
子どもたちに見つかってしまわなければいいけれど…。
これは産卵しているシオカラトンボのペア。
黄色いメスが、しっぽの先をちょんちょんと水面に付けて産卵しているのを、少し上から青いオスが見守っている。
よそから他のオスが侵入してくると追い払うなどしている。
よそ者を追い払うのに疲れたオスはしばしの休息を…。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影日:20230812
撮影場所:新治市民の森
ブログ編集:小池常雄

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