次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2022/03/21

一気に春が!(その2)

  ウグイス 囀り、  カエル 啼く  
3月20日日 東京にソメイヨシノの開花宣言が出された日、新治の小さな谷にはウグイスの鳴声が響き…。
早春のウグイスは、泣き方がへたくそな個体がいるけれど、この子は上手に鳴く。
ウグイスは、つくし野でも鳴くけれど、里山での姿はふさわしい。
こちらはジョウビタキのメス。
オスとメスで羽色がかなり違うので、見分けがつく。
愛鳥家は、ジョビ子さん…なんて呼ぶ。
一方、池の足元が何やらにぎやか…。
ごそごそ動きがあるので、レンズを向けると…。
アズマヒキガエルが、見える範囲だけでも10匹弱。
個体の大きさが皆同じなので、オスばかりかと…。
やれやれすこし寂しい…。
調べてみると、ソメイヨシノが咲くころ、オスメスが冬眠から一度目を覚まし、集団で産卵…という。
まさにこの日は、ソメイヨシノが開花宣言!!
これが有名な、蛙合戦。
1週間に満たない短時間で、この騒ぎは終わり、また冬眠に戻っていくとか…。
メスは?と思うと、近くには産み付けられたひも状の卵塊が…。
下の写真では、右側の葉の下に…。
少し離れた池には、既に卵からかえったヤマアカガエルのオタマジャクシがたくさん。
ひも状の方が、今回産み付けられたアズマヒキガエルの卵塊。
調べると、このひも状の卵塊はメスの左右卵巣のそれぞれから産卵され、2本あるのだそうで…。
こちらは、ヤマアカガエルの卵塊か?
ちなみに、ガマガエルは毒をもつ。
近くで小さいエビや小魚をついばんでいたダイサギが、エサと認識して近づいてこないのは、これを知っているためか?
文章:小池常雄
写真:   同
撮影地:新治市民の森
撮影日:20220320/21

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

蛙、すごいですね!卵が早くかえればいいですね!春が近づいてきています。