誰にも季節季節に思い出される光景というものがあり。
夏の強い陽射しを浴びるひまわりの光景もその一つ。
蜜狙いというより、花粉を食べに来た様子。
体中、花粉にまみれて、しっかり受粉のお手伝いをしているのがよくわかる。
実はこのコガネムシのようなハナムグリ、春先など畑やたい肥置き場を耕耘していると幼虫がよく見つかり…。
姿かたちはカブトムシの幼虫にそっくり。
ただ、大きさが圧倒的に違い、10分の1より小さいくらい…。
ただ、大きさが圧倒的に違い、10分の1より小さいくらい…。
この春たい肥置き場でたくさん見つけたので、カブトムシの幼虫と並行して飼育水槽で飼育。
この夏ほとんどが羽化。
残されたのがたくさんの蛹室。
残されたのがたくさんの蛹室。
カブトムシの蛹室はとてももろいので、保存するのは大変だけれど、ハナムグリは薄いのにきれいに保存されている。
何らか土の粒子を固定する物質を分泌して、アーモンドが中に入ったチョコレート菓子のような大きさと形。
何らか土の粒子を固定する物質を分泌して、アーモンドが中に入ったチョコレート菓子のような大きさと形。
うまく羽化して広い世界に飛び出せたものがいるとおもえば、うまくいかないでなかで死んでしまったものもいて…。
ヒマワリが咲き終わり、種が充実してくると、頭を垂れてきて…
こうなってくると、近年数を増している大型外来種の「ワカケホンセイインコ」に狙われる。
それで、食べられるままなのだけれど。。。
一方で、地面の中なので、掘り出さない限りは目につかないけれど、この時期特有の作物としては、「ミョウガ」もあり。
畑の隅に植えてすでに数年。
ようやく収穫…というには量が少ないけれど、こんな感じ…。
ちなみにミョウガの花本体は、一番右側のものから少しだけ出ている白いもの。次々この白い小さな花が飛び出して咲き、しぼんでいく…。
つまり、私たちが食べているのは、つぼみ?もしくはつぼみの塊…ということ。
本当は、この白い花が咲く前に収穫するのがおいしいのだそうだけれど…。
食べているミョウガ全体は、土からほとんど出ていないので、土の中を探って採る。
知ってましたか?
今ヒマワリは、花がすっかり終わりこんな感じ。(撮影日:9月8日)
幸い、ワカケホンセイインコに今年は襲われず、食害なく…。
文章:小池常雄
写真: 同
撮影地:活動専用畑
撮影日:20200815/0908
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