次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2020/09/27

里山の夏の終わり その3/3(動物たち)

  横浜市民の森(新治・三保)の生き物の秋 

 自宅から車で15分ほどの横浜市の2つの市民の森で、生き物(動物)の姿を探しました。
谷戸の小さな水田の、稲を刈り取った後の水たまりに、アオサギがエサを求めて、かなり長い時間、たたずんでいて…。
おなか一杯になったのか?飛び立っていき…。

アオサギがいたのは、谷戸のこんな環境。 右奥の水たまりのような場所。
その日は諦め、翌朝、アオサギがいた場所を再度、見に行くと…。
水溜まりに近づいていくと、雨も降っていないのに、水面の一部だけが波立っている?
あれれ、水深が1-2cmと浅くなった所にメダカが取り残され、数百匹がせめぎ合ってる。
反対側に逃げようとしても、もうその場所がなく、斜めから見ると水面が泡立っているように見えたもの。
なるほど、アオサギはこれを狙っていたものか…。
これは、すぐ横の水田。 夜間に足跡がつけられ、まだ数時間か…。
タヌキか、外来種のアライグマか?
下の写真は、ほど近い畑地にもこれだけの足跡。
活動の中でもよくお話しするけれど、ヒトが知らない時間は彼らのもの。
これは、新治市民の森のカワセミ。 
かなり距離があったので画質は悪いけれど、自然環境の中で、この羽色は確かに目立つ。
初めて訪ねた三保市民の森で久々に遭遇したのは、シマヘビ君。 
体長1.5mほどの個体。 ヘビは肉食。
食物連鎖では上から2番目(場所によっては一番上)だから、
この場所が環境が豊かで、生態系が健全(食物連鎖のピラミッドの三角形が大きい)ということ。
道を横切っていたところに、気が付かず踏み込んでしまい、ちょっと慌ててしまい…。
まずまずに写せたのは、この2枚のみ。
秋の日差しを浴びて一休みしている赤とんぼのすぐ右下には、
トカゲがおなかをすかせて狙っている。
新治の森の池では、在来種のイシガメが日向ぼっこ。
モンシロチョウは羽化後、すでに時間が経過している個体とみえ、もう翅はボロボロ。
秋なのに、天気が良く、影がくっきり。
サトイモの葉陰で休むのは、ジョロウグモの亜成体かな?
クビキリギリスも雨宿り。
動物…と扱ってよいかはわからないけれど、これは粘菌。
これも自然環境が豊かな場所でないと、生きていけない生き物。
モグラの塚。
彼らは冬眠をしないし、体に蓄えられる栄養分も限られ、体温を維持するための代謝量も高いので、冬も食べ続けなくてはならないはず。
秋が深まり、いろいろないきもの(動物)たちの姿が見られ…。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影場所:横浜市立新治市民の森/三保市民の森
撮影日:20200921/22
ブログ編集:小池常雄






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