自分でエサが捕れた!
しばらくぶりの梅雨のわずかなやみ間、ホームフィールドの新治市民の森の池を訪ねてみると…。
カワセミのカップルの子供たちがすでに成長していて、池はこれまでになくにぎやか…。
写したときは遠目で小魚かな?と思っていたけれど、パソコンでよく見たら小エビだった。
池に棲む小エビなんて、とんでもなく見つけにくいと思うのだけれど…。
幼鳥は、色が全体に灰色であまり青い羽色がない、足がオレンジ色ではなく黒っぽいので成鳥と違うのがわかる。
子育てを始めるこの春までは、この池をナワバリとするオス一匹しか棲んでいなかった。
それにメスが加わり、こどもが2匹生まれ、今は池全体がとても賑やか!!
上が成鳥のオス。 それと比較して、下が幼鳥。
頭の色も胸の色も違う。
色鮮やかな鳥というイメージがあるカワセミだけれど、印象はずいぶん違う。
こちらは成鳥。
動画はうまく写せなかったけれど、どうやら子供が自分でエサを採れるようになったので、親鳥がそろそろ自分のナワバリから追い出そうとしているらしく、池全体を旋回して追い回す姿が観察され…。
追い出された子供たちは、それなりのえさ場がある豊かな環境が必要とされるはず。
この個体はくちばしの下側がオレンジ色、足がオレンジ色だから、成鳥のメス。
これは、カワセミがとまっていたネムノキの花
やがて親から、この池から追い出されるだろう子どもたちも、豊かな環境にたどり着けると良いのだけれど…。
文章:小池常雄
写真: 同
撮影日:20210626
撮影場所:新治市民の森
ブログ編集:小池
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