次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2022/05/10

活動報告:第3回特別活動

 「新タマネギ、サラダ菜を収穫しよう!」 
5月8日日、今年度4回目の活動を実施。
いつものように私一人で朝9時過ぎから資材搬入と畑の世話の準備を開始。
資材を運び、タープを張り、活動旗や鯉のぼりを掲げ、タカ型カイトも上げ、干しておいたアブラナの種を収穫し、ジャガイモの土寄せをし、防草シートからはみ出した厄介な雑草を掘り出して退治し、やれやれ…。
これは教材用のリーフレタス。
直植えだったものを鉢に移植。
これはソラマメの頂芽を摘まんだもの。
午後から、顧問全員で対応。
どんどん上に成長するのを止め、その養分をマメの成長に回す。
本来、食べられなくはないけれど、今回はアブラムシ除去の薬を撒いてしまった。
全景はこんな感じ。
この日は、午前中風が強かったので、タープのロープを増設。
ぴっちりとたるみなく張られたタープは美しく…。
受付を支援してくれたのは、この日初参加で見学に来られたANさん。
早速、コキ使ってしまった。
前回の説明資料に少し資料を加え、この日収穫するタマネギとサヤエンドウについて説明。
この掲示方法は、参加者に好評。
思いついたのは、私が今でも仕事で関わっている特別支援学校の小学校の低学年学級の黒板の位置。
クラスの人数が少なく(特別支援学校指摘クラスは6人)、学級の白板は位置がとても低く固定されている。
この活動では、子どもたちにはシートに座ってお話を聞いてもらうのでこういう資料の掲示も、低いほうがいいかと考えた次第…。
これは、お話ししたリーフレタスがトウ立ちしたもの。
こっちは、サラダ菜。
下の写真はキャベツのナノハナ。白菜も、ブロッコリーも、カリフラワーも、皆アブラナ科。
だから、皆同じような黄色い十字花が咲く。
ダイコンやカブの仲間はしろや薄い紫色の花だけれど、こっちも十字花。
一方上の写真のサラダ菜やレタスの仲間は、野菜の頃は姿が似ているけれど、トウ立ちすると雰囲気が違う。
つまり、様々な種類のレタスの仲間は、みなキク科。
だから花が咲くと、小さな小さな黄色い菊の花が咲く。
収穫は、最初は子供たちはサヤエンドウから。
お母さんたちは、茎ブロッコリーから。
子どもたちが収穫するにはちょうどいい高さに、たくさんのサヤエンドウが…。
まだ来週以降も収穫できるけれど、この日が収穫量としてはピークだったかも?
すぐに分けてしまったから、総量の写真はないけれど、
バケツで2-3杯は収穫できたのでは?
子供たちは、次はサラダ菜・リーフレタスの収穫。
この活動では、未就学の子もミニナイフで一人一人でレタスの根元を切って収穫するので、それぞれ私が付いて安全確保。
3年生くらいになると、収穫方法がわかって、一人でやりたがるけれど…。
未就学の子などは、そもそも刃物がわかっていないので、どこが刃なのか…から説明しなくてはならず、大変。
この子、よく見ると刃物の背側を当てて、うまく切れていない。
あわてて静止し、持ち替えさせて…。
ナイフの順番待ち。
手慣れた子は、刃を入れる場所も、どんどんうまくなり。
次は、タマネギの収穫。
こっちは、成熟して葉が倒れたものを狙って引っこ抜けばいいので簡単。
ハサミを持ってきてくれた中学生のお兄ちゃんは、丁寧に根を切ってくれ…。
右の物はまだ少し小さかった。やはり、上部が倒れ成熟したものが良い。
まだ2歳なのに、こんなに大きいタマネギが採れた。
タマネギ収穫の順番待ちの列。
収穫物の配分風景。
家族単位での配布物はこんな感じ。
大物は少なかったけれど、高騰しているタマネギを各家庭あて4つくらいあったし、サヤエンドウがビニール袋でほどほどの量があったから、まずまずかと…。
お約束の集合写真。
抽選の番号付けの様子。
自宅分を大きな袋に詰めている…。
さすがに、皆すこぶる大きい袋を持参。
この日の参加者は、
未就学:4名。
小学校1年:2名、2年:2名、3年:6名。小学生の合計:10名
中学:1名。
保護者・見学:12名(12F)
未成年の合計:15名。成人の合計:16名。
参加者の総合計:31名

〈おまけ:この日の夕食〉
MSさんより
「晩ごはんに収穫したお野菜たちを頂きました。
お野菜のおかげで、華やかになりました。」
兜の形をした焼きものはなに??手作り餃子かなんか??
YNさんより
「玉ねぎと豚肉の炒め物、
たっぷり野菜の生姜サラダ、茎ブロッコリーの塩麹あえです!
ビオトープ(プロジェクト)産たっぷり野菜でとっても美味しいです
野菜、甘い~甘い~と喜んで食べています
いつもありがとうございま~す

KIさんより
「さやえんどう美味しかったです!!
野菜苦手な息子が、自分がとったから、食べる…と、モグモグ食べていました。
ありがとうございました!」
「いや…、今日も一日大変だった…、お疲れさん…。」なんてね。
シャワー浴びて、缶ビールも開けて、呟きながら、
サヤエンドウにマヨネーズつけて、
ポリポリやっているパパ…ではなくて、5歳児!!

これは、いつも写真をくださるCYさん。
「また、玉ねぎの葉は酢味噌和えになりました。
さやえんどうも、やっぱりバター炒め
好きな食べ方になってしまいました。
ごちそうさまでした。」
…この季節だけの食べ物だからそれもまた良し…では?

最後は、我が家の料理(料理途中)
白く甘い新タマネギと薄緑色の甘いサヤエンドウが、
黒いフライパンの中で、オリーブオイルを纏う(まとう)。
軽くソテーし、少しの塩、これで十分においしい。
文章:小池常雄
写真(特記無きは):船崎、井上、ANさん、小池
ブログ編集:小池常雄

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