夢中になってとるために
(つくし野ビオトーププロジェクト2022年5月)
「学校を含めた身近な環境を活かして子ども達に自然体験を提供するつくし野ビオトーププロジェクトの第2回定例活動「サツマイモの苗を植えよう」が、5月15日の日曜日に行われた。13日からの降雨で14日は延期、翌日も朝の様子を見て判断という微妙な空模様だったが、用意した330本のサツマイモ(紅あずま)の苗は一部で根が出ている。
「もう待てない」状況で、この日できなければ「ミッション:植える」は翌週ではなく平日にスタッフで…という状況だったという。
継続して参加していれば3月のプロジェクトでジャガイモの種イモを植える体験をしているが、そのジャガイモは畑で花を咲かせ、土の中の実りはもう少し先か。
しかし振り返れば、ともに「イモ」とつく作物だけれど植え方も世話の仕方もジャガイモとサツマイモはだいぶ違う(そもそも植えるモノが違う)。
ではどう植えるのか。
小池常雄プロジェクトリーダーは説明だけでなく、自宅でできる袋入りの培養土を使った方法を紹介する。
何かと忙しい子ども達。自宅にあれば畑まで来なくても成長の様子が分かるわけだ。
お話に続いてこの日はタマネギやリーフレタスなどの収穫体験から始まったが、同じ場所にサツマイモを植えるためすべてとる、文字通り「根こそぎ」。
夢中になって収穫すると中には小さいものもあるが、成長が不ぞろいな野菜を見ることも体験だ。
続けて肥料を土に混ぜて耕運機で耕し、フカフカになった土にウネをたてて、いざ、植える。
「深く!」という小池リーダーの声が響く中、子ども達は1本ずつ植えていく。
「深く!」という小池リーダーの声が響く中、子ども達は1本ずつ植えていく。
苗を持って順番に並ぶ子ども達が次々とウネの前に列を作るため、スタッフのみなさんは追われるようにウネをたてる。
同じような光景をつい先日も目にしたように感じた。
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