次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第12回特別活動は、「茎ブロッコリー・ハクサイ菜の花を収穫しよう!」を3月24日日午後の実施しました。次の特別活動の実施日・内容は未定です。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。

2022/05/31

活動報告:第3回 定例活動を実施しました。

 「プールのヤゴ救出大作戦!」を実施 
5月28日土 午後 例年より2-3週早く 17年前から続く恒例の活動を実施しました。
前日の大雨と打って変わり、晴天・高温になったこの日、私は9時過ぎから資材搬入。
顧問・支援者は10時半から、準備を開始。
説明用の掲示物を例年通りに準備。プールの状況を事前確認。
活動期旗や国際船舶旗(UW旗)も…
例年の配布物  水草(2種)、羽化用小枝(3~4本)、冷凍アカムシ、飼育方法の資料に加え、この日異なったのは生きたアカムシが加わったこと。
アカムシはユスリカの幼虫、つまりボウフラ。
釣り具屋さんに、数日前相談して予約。 前日夜遅くに出向き、受領。
これで5匙分。
価格は1,100円也(税込)。
保管方法は、釣具店のHP(一部調整)によれば
 1. 購入時と同じ軽く濡らした新聞紙にくるみ、冷蔵庫の野菜室に保管で3~4日くらい。
 2. タッパーなど密閉容器に水を入れアカ虫を入れておく、水は1~2日ごとに交換。
   死んでしまったアカ虫は必ず取り除く。
   保管場所は冷蔵庫の野菜室で1週間くらい。

…ということで、購入したときのように、新聞紙を濡らし、アルミホイルに包んで参加者に渡すことにし、35セット程 事前に小分け。
各家族に配布したのはこんな感じ。
校内の池から、実態顕微鏡での観察用に、生き物を採取。
久々に採取できたアカハライモリの成体とヒメダカの大きな個体3匹など…。
午前中から支援に来てくれたS家の兄・妹・妹が、配布用水草を仕分け作業。
事前の準備を終え、距離を確保して、ほっとするランチタイム。
定刻になり、受付はS家の3人に…。
活動は、「プールのヤゴ救出大作戦!」の歴史や目的、採取(救出)数と配布物の内容を私から説明。
トンボの種類と羽化の方法などは、高見顧問が説明。
生き物を飼うにしても、ヤゴやカエルは特別に大変。
メダカ、キンギョ、カメ、イヌ、ネコなどは、餌を売っているけれど、生きたエサしか食べないヤゴやカエルを飼うことはとても大変なこと。
それでも、これだけたくさんの人が、ヤゴの救出に集まってくれたのだからとてもうれしい。
是非、ヤゴを助け、ヤゴを育て、羽化の感動を味わってほしい…とお話し…。
説明の後、全員でプールサイドに移動。
救出したヤゴの計数は、プールの四隅に集計班を置き、種類別に集計。
最初は、恐る恐るだった小さい子も、生暖かいプールの水にすっかり慣れ…。
晴天・高温になったので、水分補給に気を付けて、30分ほどで一度休憩、水分補給。
この日、過去に例なく多数いたのは、オタマジャクシ・カエル。
プールの水は汚かったので、まだ冷たいけれど、シャワーを借用。
救出作業の後は、教室に戻り、集計作業。
まとめのお話は、高見・小池で…。
この日 救出活動の特徴は。。。
 1.アカトンボのヤゴはいつものようにたくさんいた。
 2.シオカラトンボのヤゴもほどほどの数がいた。
 3.17年目で初めて、オタマジャクシが大量にいた。
 4.ヤンマは、私は確認できなかった。。。
注目の集計は…
アカトンボの4,000匹超えは久しぶり。
シオカラトンボも70匹と例年より多く。
カエル(多分、森林性で水場は産卵の時だけ必要なアカガエル)をこんなに救出できたのは、17年目で初めてのこと。
お話の後は、希望者に、ヤゴ、オタマジャクシ、水草(2種)、小枝(3~4本)、アカムシ(生餌、冷凍)の順で配布。
この日は参加者・配布希望者が多かったので、順番待ちの列は教室を一回り。
この日の参加者は、
未就学:7名。
1年:2名、2年:11名、3年:9名、4年:4名、5年:7名、6年:4名。
小学生の合計:37名。
(つくし野小以外は、
入谷小、座間中原小、鶴間小、小川小、南つくし野小、長津田小と6校に及ぶ)
中2:1名。
高校:1名
未成年の合計:46名。
保護者:34名(34家族)
顧問・取材・代表(田村、船崎、高見、井上、石田、岡本さん、小池):7名。
参加者の総合計:87名
羽化したトンボたちの写真を待っています!

《おまけ:ヤゴのリリース》
救出したヤゴは、学校の池と
小池自宅のミニミニビオトープにリリース。
余ったアカムシは、それぞれに投入。
更に自宅の火鉢・漬物甕利用のビオトープには、羽化用の小枝をそれぞれ設置。

《おまけ:確認したいろいろないきもの》
珍しくこれだけのシオカラトンボのヤゴが…
アカハライモリがいた!
何者かのフンがプールサイドにいくつも…。
繊維質であるし、白い尿素が付いていないので、鳥類ではなく…
哺乳類のものであることは確か…。
状態から、前夜にでもプールに落ち、這い上がることができなかっただろうコウモリが…。
アカハライモリ。
文章:小池常雄
写真:井上、岡本さん、小池
ブログ編集:小池

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