次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2022/05/16

トチ 芽吹く ( 末尾に写真追加 )

   実生が芽を出し…    
トチは栃ノ木、マロニエ…
私の自宅からつくし野駅に向かう坂道は、歩道の街路樹がこのトチ。
毎年秋、駅に向かう道すがら、直径3センチほどの大きさの茶色くつやつやした、クリ饅頭のような姿のトチの実がいくつも転がっていて…。
大変な手間をかければ食べられるから、観光地などではお菓子に加工して売っている。
さすがにそんな手間はかけられないけれど、ついついいとおしくなってポケットに入れて勤務先に通勤していたりした。
例年オフィスの机の上で乾燥し、なお一層乾燥して硬くなっていたりしたのだけれど…。
今回は、乾燥する前に平たく浅めの鉢に、乾燥する前に植え、冬の間も乾燥しない様に注意して管理。
それが、4月初旬に発芽。
巨大な種から発芽しただけのことがあって芽も大きく…。
最初の葉は、地表から30-40㎝のところに、写真のような葉を数枚出す。
最初は手を下にすぼめたような形だったものが、次第に手のひらを広げるように開く。
この種の新芽には珍しく、初葉は、赤い。
葉を広げるとようやく見慣れた薄緑色に変化する。
これは同じく自宅近くで採取したもの。
室内に保管してあったので、すでに乾燥してごつごつに…。
それにしても、クリ饅頭に似ているでしょう?
皮つきはこんな感じ。
生チョコレートのお菓子に見えない??
スズカケの実などと共に…。
これらの実生のトチたちの親はこんな感じ。
自宅からつくし野駅に向かう道の街路樹。

半年前、種を落とした親たちも、今の季節はこんな瑞々しい姿を見せる。

〈おまけ〉
高見顧問も、時々似たようなことをやっておられることがあり、後に知って驚くことがあります。
今回も、私より前に、トチノキの鉢植えを作っておられることを知りました。
「露地に下ろすと大木になるので、鉢植えのままにしています。」…との事。
葉の出方からすると3年もの?
文章:小池常雄
写真:   同
撮影日:202204
ブログ編集:同

0 件のコメント: