次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第2回定例活動は5月11日土と予告していましたが、サツマイモ苗入手の都合で5月19日日専用畑で実施に変更します。
〇 第1回特別活動は、5月5日日こどもの日午後実施します。

2023/01/20

幼稚園児に野菜作りの体験を!(7)(給食メニュー加筆)

  「ハクサイ・カリフラワーの収穫」  
[園児たちが収穫した野菜を、給食の先生へ、引き渡し式]
9月22日は草だらけだった大型プランターに、手を入れ始めて…4か月弱。
1月13日金午後、35人の園児たちの手で、ようやく収穫の日を迎え…。
[9月22日に移設したのは全5つの内、放置されていた手前の3つの大型プランター]
[こんな感じで草ぼうぼうだった!]
この日は、つくし野出発時に畑に寄り、植え替え用のレタスなどの苗をピックアップ。
この時期、この種類の野菜苗は、店頭では売っていないのである意味貴重。
収穫場所のプランターの前に、この日準備した資材を並べ終えたところ。
これまでと違い、少し野菜に関するパネル資料をイーゼルと共に準備。

ネットを抑えていた板を外し、ネットも、支柱も外して収穫準備完了。
待機中の収穫班35人衆。
おおおお! やる気満々。
これまでの野菜作りの経緯や、ハクサイがいつ日本にやってきたか…などを簡単にお話し。
以外に最近、明治時代に日本にやってきたハクサイ。
江戸時代のお侍さんが、ハクサイの漬物食べてる時代劇があったら、ウソ。
写真を見直すと私は黒いマスクにサングラス…少し怪しかった…と反省。
後ろのパネルは、ハクサイのご先祖様などを示す系統の資料。
私がサンプルとして手にしているのは、先行して収穫しておいた小型ハクサイ。
若い先生が私の特製収穫用包丁で、収穫方法を実地でお手本を…。
ベテラン先生たちが、私が持参した特製改造収穫用包丁を手に、
野菜の収穫方法をああだこうだ…。
「アラ、やだ。 この100円の包丁、良いじゃない…」と、おっしゃっていたか?は不明。
そんな様子を後ろで子供たちが興味深々に…。
植付予定の苗をつついている子が一人。
収穫できたハクサイは、40個以上。
十分に、ひとりひとつづつ収穫。
園児一人でも、サポートしてやらなくても、ハクサイを収穫でき…。
寒さに当たって傷んだ周りの葉を取り除いているところ…。
次は、カリフラワー6個の収穫。
最初に、支えの棒を取り外し…
残念ながら一人一つは無く…。
収穫したカリフラワーは、スノーホワイト(白雪姫)という品種。
白く美しく、夕日に輝く。
ハクサイ収穫の跡地に、レタス苗を植付。
もう何度か目なので、苗の取り出し方を覚えていて手際よくできる子もいる。
曰く「ボク、もう8個うえたよ!!」…あれあれ、皆に経験してほしいのに…。
全員で収穫した40個以上のハクサイは、用意したカゴではとても収まりきらず…。
子供達が収穫物を中心にして円座で座り。
子供達から給食の先生に、贈呈。
給食の先生から、「あとは、私にまかせて!!」
と、力強いお言葉 ♥ ( 素敵! 惚れてしまいそう! )
[園児たちが収穫した野菜を、給食の先生への贈呈]
これだけあれば、保育園も合わせたこども園全員で食べても足りるのでは??
給食の先生たちの手で、カリフラワーがやさしく運ばれていく。
「おいしい料理になって、みんなに食べてもらってね…。」(私の心の声)
後ほど、給食の先生から園長先生に報告があったのは、下の写真。
収穫の時はできなかったけれど、別の日、皆で一つずつ秤にかけて重さを計ったそうな…。
その後、ひとつづつ丁寧に新聞でくるんでひんやりした場所で1週間ほど保管。
たくさんあった事は、数字でも確かめられた。
収穫跡は、こんな感じ。
枯葉や根っこが残り、美しくないよね…。
この場所は園の正面入口横。 
皆が毎日通り、公道側からもネットごしによく見えてしまう。
そのまま3月半ばの次の利用方法までこのまま放置するわけにはいかないので、
季節外れの植付用に自作で用意しておいた苗を植付。
ハクサイの根を抜いた跡を、堀りこみ、次々植付。
手早く、フレームも復旧し…。
あっという間に、ネットは元のように…。
大型プランターの方にも、苗を植付。
前回は虫よけだったけれど、今回のネットの目的は霜よけ。
良い感じに復旧完了。
でも実は、この日収穫したのは全体の半分以下。
キャベツなどはまだ手付かず。
それぞれを、これから3月の種ジャガイモ植付までに順番に収穫予定。

これはいい感じに中心部にやわらかい「巻き」が始まっている春キャベツ。
こっちは「巻き」が固い冬キャベツ。
ブロッコリーと茎ブロッコリーも、遅めの植付だけれど、何とか順調。
自作の苗を用いたこっちのエリアは、「巻く」にはぎりぎりかな?
でもハクサイのナノハナの味は絶品!
市場には出回らないから、自分で栽培しないと味わえないという貴重な味が楽しめる。
作業後はこんな感じ。
収穫して、ネット中だけ入れ替わっている!なんて、
ぼっと通っていると気が付かない!!
帰宅時の我が愛車。
薄緑色のバックの中には、一人で持ち上げるにはぎりぎりの重さのクズ野菜が満杯。
実は、ハクサイの表面の傷んだ葉を取り除いてほしい…と子供たちにお願いしたら、
どんどん、どんどん剥いてしまい…
食べられることろまで、随分と剝いてしまい。トホホ。
なかなか子供たちにお願いするということは、難しい。

〈おまけ:ハクサイ・カリフラワーで給食!〉
皆で収穫した白菜。
幼稚園で210人、保育園と職員を併せて合計300人ほどの給食に2度にわたって利用いただいたそう…。
これは、1月18日水 第一弾
収穫白菜メニュー第1弾!
 ・豆たっぷりミートソース
 ・白菜スープ
 ・シーザー風カリフラワーとブロッコリーのサラダ

 ・みかん
これは1月20日金の第二段ハクサイのうま和え」
HPでの給食紹介で
「本日予定していました…は、
かしの木クラブで、苗植えと収穫を行った白菜を使用した『白菜のうま和え』(白菜をごま油、鳥ガラ、白ごまで和えたもの)へ変更になりました。」…と記載。
メインは青菜のキーマカレー。
他にはチーズ入りサイコロサラダ、リンゴ。
実際に、私も試食させていただきました。
おいしかった!
給食の先生に感謝!!

〈おまけ:菜の花 順調に成長中〉
これは、少し離れた場所で育成中のナノハナ。
卒園式や入園式の日に記念写真の背景に使ってもらえないか?と目論んでいる。
バランスを取るために、生育が良く混んでいるところから、生育が悪いところへ移植。
全体に、化成肥料をバラマキし、生育を支援。
文章:小池常雄
写真:園の先生、F園長、小池
撮影地:F幼稚園内
撮影日:20230113
ブログ編集:小池

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