次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は66名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。

2025/09/06

おすすめ施設・展示⑥:国立科学博物館「伝統建築工匠の技」

「植物×匠 めぐるいのち、つなぐ手しごと」
上野の東京科学博物館の今のメインの展示は「大氷河期展」だけれど、常設展だけ見られる入場料(大人630円、高校生以下と高齢者は無料)でこんな展示が見られる。
国立科学博物館・竹中大工道具館共同企画展「植物×匠 めぐるいのち、つなぐ手しごと」 :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo

日本住宅建築(在来工法)の構造で、マツ、杉、ヒノキなどがそれぞれの部分部分に材料の構造的美観的特徴を生かした使われ方がしていることを断面実寸模型で示したもの。
マツ、スギ、ヒノキ、クリの素材としての紹介。
長い時間をかけて、建築材として数れたスギを育てていることの説明資料。
4つの素材の比較
足元は臭いを嗅ぐためのかんなクズ。
代表的な大工道具。
継手と仕口の説明
かやぶき屋根に用いられる各種のカヤ。
檜皮(ひわだ)葺きの模型
檜皮(ひわだ)採集や加工に用いる各種道具

杮(こけら)葺きの模型

竹やガマを建築材として用いることの説明。
モウソウチクは外来種だけれど、マダケは在来種で昔から建築素材として用いられてきたことの紹介。
竹の成長が早いことの理由の説明も…
土塗壁の内部構造の竹小舞。
生物多様性の恩恵の説明かな?
建築学と植物学を融合・フージョンさせた展示はあまり他に例を見ないのでは?

〈おまけ:案内チラシとミニ冊子〉
こんな8枚・16頁構成の冊子を無料でもらえる。

〈おまけ:日本館の展示の一部〉

有名なスズキフタバリュウの化石
文章:小池常雄
写真:   同
撮影場所:国立科学博物館
撮影日:20250827
編集:小池

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