次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は66名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。
ラベル オンブバッタ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル オンブバッタ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017/09/30

話題:野菜の苗の世話と長ネギの土寄せ

野菜の苗や畑のお世話をしたので、ご紹介します。
これは何か、わかりますか?(9月23日の状況)
1週間前に巻いたハクサイの若芽です。すでに双葉の真ん中に本葉が出始めています。
発芽率がとても高く、このまま放っておいては、栄養を奪い合って野菜の苗になりません。
それで、少しかわいそうですが、間引きをします。
畑では、そっと引き抜いたりするのですが、この場合は、先がとがったハサミでチョッキン。引っこ抜くと、残したい芽の根を痛めてしまうのです。

これは似ていますが、キャベツの苗。間引いて、この段階では1区画に2つほど残します。
これは茎の色が紫がかっているので、違いが分かりますね…。ブロッコリーの苗です。
ここ数年、たくさん採れておいしいので評判がいいいので続けて作っている房なりのブロッコリーです。普通のブロッコリーは一番上にできるひとかたまりの芽を採ってしまったら、収穫はおしまいなのですが、この種類は次々わき目が出て、長い時間収穫を続けることができて、皆さんとともに冬から春の恵みを分かち合うことができるのです。
作業前はこんなに茂っていたのに、、、、
間引き(手前の半分)をするとすっきりしました。
 切り取った若芽は土も根もついていないのでサッと洗えば、食べられます。お味噌汁に入れることもできます。
10月の定例活動で予定している、畑への植え付けに向けて、時間をかけてもう少し大きく育てます。

さてこれは、9月24日日曜朝の畑の様子。1週間前に植えつけたばかりの長ネギです。
植え替えた後、一度に土をたくさんかけてしまうと根が息ができなくて枯れてしまうので、少し時間がたってから肥料とともに、土を寄せて、次第に白い部分を長く太く育てていくのです。白ネギは寒くなってからがおいしいけれど、この時期から時間をかけて大きく育てていくのです。
これは、フヨウの花そっくりだけれど、オクラの花。
オクラは成長が早く、ちゃんとした大きさの株に育ったものは次々に花を咲かせ、実をつけます。この実の成長はとても早く、3日もすれば大きくなります。
1週間も置くと20センチ以上になり、とても食用にならない固さになってしまいます。
もったいないのですが、平日は仕事があり、なかなか早起きして畑に通うわけにもいかず、ついつい収穫しそびれてしまいます。

 直径20㎝ほどに育ったこれは何??
2年位前に育てたトウガンの種が土の中で時間を過ごし、今年ひょっこり顔を出したもの。
夏のころ、草取りをしていて見つけたもの。ウリ科の作物だな、何だろう?と、そっと印をつけて抜かないようにしておいたのですが、ここまでくればわかります。最近のトウガンは表面がつるつるしてもっと緑色のものをスーパーでよく見かけますが、これは白い粉を吹いて薄緑色に見えます。
また、表面には細かいとげがびっしり生えていて、触るととてもチクチクします。
私が子供のころたべたトウガンは、こんな感じ。もっと大きかったですが…。
もう少し、成長を見守ることにします。
 1週間前に植えたコマツナが、かわいい芽を出しました。中央にある2つの穴はネコの足跡。どやら、猫が畑の中を時々お散歩している気配。
 これは、極早生ミニ30日チンゲンサイ…という種類。10月の活動に、収穫が間に合えばよいのですが…。はてさて本当に30日でできるでしょうか?
 こちらは、白姫はつか大根。
フタバの段階では、特にアブラナ科の作物は種類はなかなか見分けはつきません。
 これは、オンブバッタのメスかな?残念ながら、パートナー探し中。
 これは、サツマイモのぱっぱをむしゃむしゃ食べていたイモムシ。種類は不明。
チョウかガになります。私たちの畑は、ほとんど農薬をまかない(今年はカボチャの苗の時にウリハムシ対策とウドンコ病対策に少し撒きました。)ですし、サツマイモには全く何も撒かないのでのでこんな生き物がたくさんいます。
ビオトープだな…と難じる時でもあります。
バッタは、寒くなる前にパートナーを見つけて卵を産まなくてはなりません。
チョウやガは、たくさんの葉っぱを食べて、サナギか成虫か(種類によって違います)厳しい冬を越す姿にならなくてはなりません。さあ急げ!急げ!!
10月の活動の準備を少しづつ、時間をかけて進めています。
お楽しみに!!!    
                                 以上です。

文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同




2017/09/15

話題:身の回りの生き物たちの秋

身の回りに感じられる秋をご紹介します。
この紫色のきれいな実は、何の実かわかりますか?
きれいな紫色で、雨に濡れてつやつやして、ブドウのようでしょう?
実はこれ、木の実で、1つの直径が2mmに満たない大きさ。コムラサキシキブ…という種類の植物です。
こちらは少し、まだ熟していないので色が薄いですよね?
ではこの可憐な花は、何の花でしょう?
ヒントは、7月半ばの活動でお世話になった植物。
答えは、藍の花。これも本当の大きさは、3mmほどの大きさ。染物に使う藍は葉っぱを使うので、あまり花の印象はないでしょうが、この時期になるとこんなに小さく可憐な花を咲かせます、
では、次は畑で見つけた花。今度は真っ白。
なんとこれは、柄井柄井トウガラシの花。ナス科の植物ですが、紫色ではなくシシトウやトウガラシの仲間はこんなに白い花。ビオトーププロジェクト専用畑の土手の上に、赤い列を作ってみたくて今年はトウガラシに挑戦。この写真は花ですが、多くがすでに実り、緑色の実をつけています。少しづつ赤くなっているのもあり、間もなく赤い実と緑の葉っぱの構成の列が楽しめそうです。
この実は何かわかりますか?
ムカゴってわかりますか?山芋のツルの葉の根元につく、小さなイモ(細かく言うと栄養体)。蒸かしたり、油で揚げたり、ごはんに炊き込んだりして食べますが、この時期の私のささやかな楽しみ。地面の下にはおイモができるのに、ツルにもこういう小さいおイモが付くのです。
でもなかなか収穫は大変。パラパラと落ちてしまい、回収不可能に・・・。ですから傘を逆さにして、下で受けて収穫します。
ついでに、この動物は何の生きものか、わかりますか?
これは目ですが、口は意外におちょぼ口。
この写真ならわかるでしょう?
そう、オンブバッタ。
下にいる体が大きいほうがメス。上に乗っている小さいほうがオス。我が家の庭のオオバの葉っぱをむしゃむしゃ食べて、育ちました。
ショウリョウバッタに似ていますが、これ以上大きくはなりません。
秋が深まったころ、卵を産んで死んでしまいます。
つくし野自宅の庭や畑では、秋が感じられるものがたくさん見つけられます。
何気なく見ていると何も感じないかもしれないけれど、こうやって大きな映像にしてみると意外にきれいだったり、ユーモラスだったりするでしょう?
皆さんも身の回りの生き物、動物や植物の秋の姿を観察してみませんか?
私に絵や文章を送って下されば、このブログでも紹介しますよ!!
最後まで読んで下さってありがとう!
以上です。
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同
おまけ
これは??
ハクサイの芽が出て、フタバです。こんな小さいフタバが、大きなハクサイに育つのだからびっくり。天候が良いので、撒いてから3日ほどでこんな芽が出ました。植え付けをおたのしみに!