次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は66名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。
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2012/03/01

次回予告 3月10日(土) 「植物(しょくぶつ)ってすごい!」

前回「里山に行ってみようVer.6」の活動は、30名程の参加者を集め、楽しい時間を過ごしました。今年の冬は、厳しい寒さですが、春は少しずつ近づいていることが感じられましたか?また、最後にスカイツリーは見ることができましたか?

て、今回は、本年度最後の活動です。昨年10月には東洋大学の先生にお話を伺いました。今回は「東邦レオ(株)」という建物への植栽を得意とする会社の若手有志数名を講師にお迎えし、「植物ってすごい!」と題した活動を開きます。基本的な参加費は無料です。

初めに、植物の力、植物の様々な働き、私たちの命とのかかわりのお話をします。次に、講師よりコケのお話しを聞いた後、コケ玉作りの指導をうけて作ります。これらは、持ち帰ることができます。
ご参加いただける方は、本日全校配布の申込用紙に記入し、3月8日(木)までに、担任に提出してください。

開催日時・場所


  • 3月10日(土) 13時00分
  • つくし野小学校理科室集合

スケジュール


13時00分つくし野小学校理科室に集合
13時15分活動内容の説明(コケ玉作りの他に、コケ玉用のかご、葉っぱのしおり作りなども時間があれば、試みます)
16時00分解散予定

用意する物


  • 名札・カードケース (ある人)
  • 飲み物 (できれば温かいもの)
  • タオル
  • 筆記用具
  • 汚れてよい服装
  • エプロンなど

備考


  • 原則として1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。保護者が参加できない場合は、事前にご連絡ください。未就学児の参加も歓迎しますが、必ず事前に年齢などをお知らせください。
  • 雨天実施です。中止や延期等、特別な予定変更はビオトープ倶楽部のメールでご連絡します。
  • 本活動に対する個人保険を年間で掛けています。しかし、本活動は小学校の行事ではなく、任意参加です。安全確保に努めますが、一切のリスクを排除できるものではないことも予めご了解ください。また本活動で簡易放射線測定機を購入しました。全ての活動で持ち歩き、適宜測定することにします。
  • 保険について本年は助成が得られたので、今年に限り例年の半額を集めます。今年度今回だけ更に値引きし、家族でご参加の場合は、150円/家族・年、4~6年の個人参加の場合は40円/人・年です。
  • 本年度は、日本財団、(財)河川環境管理財団、町田市地域子ども教室(児童青少年課)の3つの助成を受けています。活動の内容は、それぞれの助成先に報告をしています。

2011/10/01

活動報告 11年度 第6回「メダカの色は変わるよ。どうしてかな?」

文: 小池顧問
写真: 小池顧問、桑木さん

「メダカの色は変わるよ。どうしてかな?」

今回の活動は、東洋大学の金子大谷律子教授に来ていただいて、驚きの学びをしました。「律子教授」に登場いただく前に、アフリカのガーナに出張中の顧問の高見さんが日本に戻っていましたので、「ガーナの報告会」をしていただきました。

今回も、たくさんの写真や資料を用意してきてくださいました。制服を着て学校へ通う子どもたち。日本とは様子が違う校舎。・・・・



アフリカの国、ジャングルで暑くて猛獣(もうじゅう)やヘビがいて・・・・と想像してしまいますが、高見さんの話では、むしろ、日本のようには蒸し暑くなく過ごしやすいとのことでした。でも、ガーナには毒蛇(どくへび)が多いと住民が言うので、ヘビには気をつけています、とのことでした。


いつも、空には雲が浮かんでいて、その雲の下では雨が降っているけれど、雲の下ではない数十メートル先では雨が降っていない時もあるそうです。ちょっと、日本では考えにくいですね。ガーナは、赤道近くの国なので春分と秋分の時期の昼12時には、太陽が頭の真上に来るのだそうですそうすると、自分の影は足の下だけになってしまうそうです。日本では、そんな時はありませんね。

現地の教科書も持ってきてくださいました。英語で書いてあるので、余り分かりませんでしたが、書かれた絵などを参考にすると、日本の総合の時間のように、「環境について=木々や生き物の命のつながり」を学ぶページがありました。子どもたちよ、英語も分かる大人になりましょう。


サソリの標本を見ながら、おみやげの「ガーナのチョコレート=甘みひかえめ、あたたかくても溶けにくい」をもらいました。

「メダカの色は変わるよ。どうしてかな?」・・・・

「えっ!!! メダカが赤く、金魚になっちゃうの?・・・私の予想」

いよいよ「律子先生」の登場です。
小池さんから律子先生の紹介代わりに、こども時代の出来事についての10問クイズがありました。



用意してくださった二匹の黒メダカ(いわゆる 普通の色の)が透明のビーカーで泳いでいました。黒いお椀と黒いフタがありました。(これだけで 色が変わってしまうの?)

〈一匹を黒いお椀の方に入れてフタをします。しばらく、そのままにしておきます。〉

〈どうなると思いますか?〉・・・・私の願望は、赤い金魚。


〈そろそろ、良い時間かもしれません。黒いお椀に入れたメダカを、もとの透明のビーカーに移して、二匹を比べてください。〉

『ヱ(ウェ)ー』、『黒い』『黒くなってるー』


しばらくすると、二匹の違いは分からなくなりました。もう一度、黒いお椀に入れて比べみると、やはり黒くなっています。メダカが感じ取った周囲の環境から、細胞内にある色素胞に変化が生じるのだそうです。それを調べるために、メダカのウロコをはがし顕微鏡で観察することにしました(少しであれば、ウロコはしばらくすると再生しメダカは死なないそうです)。


黒いお椀に入れないメダカのウロコから細胞内の色素胞の様子を見ました。その後、黒いお椀の中からメダカを取り出しました。目の部分を黒い紙をのせました(メダカに自分の周りの様子が黒い、と思わせておくために)。ウロコをはがして、色素胞の様子を見ました。固まっていた色素胞の中の黒い粒がちらばり、線香(せんこう)花火のようになっていました。


これが、黒くなるメダカの正体だったのです。

魚にストレスを与えても色を変えるとのことです。私は知りませんでした。魚のヒラメが周りの様子で、見られにくいように色を変えるのも同じしくみだそうです。




最後に、「律子先生」のご主人が来てくださっていたので、お話を聞きました。ご主人は東京大学教授で魚の研究で有名な方です。今回のお話は、「海に生きている魚が川で生きていけるか」。

「川で生きている魚が海で生きていけるか」。「もし、生きていけるとしたら、その条件は?」。私は、おもしろい問題提起だと思いました。

ビオトープのような限られた時間内では検証(調べること)は難しいとの事でしたが、興味あるお話でした。だって、人間が水の中で生きられるか?に、もしかしたらつながるかもしれないと、私は思ったからです。


メダカのウロコをはがす時に、悩んだよね。「メダカを傷つけていいのかな。メダカが死なないかな」って。ピンピンとはねるメダカのウロコをはがすの、ちょっと難しかったね。


「律子先生」、そして、ご主人、ありがとうございました。

保護者の皆さん、ありがとうございました。

スタッフの方々、ありがとう。

2011/02/23

次回予告 3月19日(土) 「メダカの色は変わるよ。どうやって変わるんだろう。」



2009年度の活動より


2月の活動は、30名の参加者と一緒に、東工大の向こう側の里山を歩いて、春を見つけるハイキングに行ってきました。

ミモザの花もようやく咲き始め、春の足音を感じました。卒業生の先輩から郷土史を学びました。

さて次回は本年度最後の活動となりますが、3月19日(土)に、東洋大学から金子・大谷律子先生をお招きして、小学生にもわかる生命科学のお話しをしていただきます。

実体顕微鏡等を用いて、メダカのうろこの観察をしたりします。女性の先生ですので優しくお話をしてくださると思います。

また、ガーナの高見顧問とのインターネットテレビ電話を予定しています。ガーナの生き物のお話しや映像もみせてもらえるかもしれません。

参加を希望される方は、3月17日(木)までに、本日全校配布の申込用紙にご記入の上、担任に提出してください。


開催日時・場所


  • 3月19日(土) 14時00分
  • つくし野理科室に集合


スケジュール

14時00分つくし野小学校理科室に集合
16時30分活動終了


用意する物


  • 名札・カードケース(ある人だけ)
  • 筆記用具


備考

  • 原則として、1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。ご事情のある方はご相談ください。
  • 雨天の場合も実施します。

2009/10/18

活動報告 特別プロジェクト 「光の不思議」

文: 田村校長先生
写真: 三浦さん
10月18日(日)に、特別ビオトーププロジェクトを行いました。

テーマは「光の不思議」です。

当初はクラブ活動で、つくし野・ハンドレッドの会の中川さんにやってもらうつもりでしたが、中川さんのご尽力で他にも講師として ノーベル賞を受賞した下村先生の共同研究者の呉 純先生にお越しいただけることになり、せっかくの機会なので全校に呼びかけようと思い実現しました。

今回は、前回のサツマイモ掘りの翌週で急な呼びかけにもかかわらず、保護者も合わせて150名ほどの参加で行うことができました。

今回の参加者の特徴は、高学年が多かったことと生き物系が中心の普段の活動と違うこどもの参加が多かったことです。

参加者数を考えて、体育館で行いました。

参加者多数のため受付に時間がかかり、15分遅れて始めました。

受付をやってくださったビオトーププロジェクト顧問の小池さんもてんやわんやでした。

保護者の方にも手伝っていただきました。

会場準備は主につくし野・ハンドレッドの会の方にやっていただきました。

最初は、中川先生の方解石偏光板2枚を使った実験です。

実験用の白衣を着た中川先生はかっこよかったです。

偏光板を2枚直角に重ねると黒くなって見えなくなりました。

また、一つの点の上に方解石の結晶をのせると分身の術みたいに二つの点が見えました。

さらに、その上に偏光板をのせると点は一つになるなど、こども達にとって驚きの連続でした。

これらの実験を通して光の本質とは何かというお話しがありました。

人間はあまり感じないけれど、昆虫や鳥は偏光板と同じ機能を持っていて時刻や方位を感じているというお話しには驚きました。

続いて、呉 純先生のお話と実験です。

自然界のさまざまな発光生物体の説明がありました。

ウミホタルの説明を受けた後、乾燥したウミホタルを乳鉢で細かくすりつぶし、水を加えました。

暗くした体育館の学年別30グループの乳鉢の中が青白く光り輝きました。

グループのあちこちから「オー」「ワー」という声が聞こえました。

何ともいえない感動の渦でした。

しばらくすると光が消えていき、そこに15%のアルコール水に溶かしたルシフェリンの溶液を入れると再び光り出しました。

次に、試験管の中のオワンクラゲGFP(緑色蛍光タンパク質)に紫外線のライトを当てると光り輝くところを見せていただきました。

最後に、このような研究が医学や生物学に活用されているというお話を聞きました。

今回の企画は光を題材に、光や命の不思議さにふれることのできた貴重なひとときでした。

これも、これまで積み上げてきた地域の方・保護者と学校とのつながりの中で実現したことであり、全く別の観点で私にとって喜びもひとしおでした。

お世話になった皆様に、あらためて感謝申し上げます。

ありがとうございました。







2009/10/07

次々回予告 10月18日(日) 「光の不思議―方解石と偏光板と発光生物体を使って」


オワンクラゲ

10月10日(土)のサツマイモ掘りに引き続き、当初発表した年間予定にはなかったのですが、特別ビオトーププロジェクトを行うことにしました。

この企画はクラブ活動で実施していただくつもりでしたが、企画がだんだん充実してくるにつれ、クラブの児童だけではなく広く全校の児童や保護者に参加していただきたいと思ったからです。

テーマは『光の不思議』です。光そのものの不思議さと、現在、化学や医療の現場で広く使われている発光生物体のお話・実験を素晴らしい講師の方をお迎えしてやっていただきます。呉先生は、下村脩先生がノーベル賞受賞後の凱旋講演で、助手としてオワンクラゲの発光実験をやられた方です。

ご参加いただける方は、本日全校配布の申込用紙に記入の上、10月13日(火)までに、担任に提出してください。

テーマ

『光の不思議―方解石偏光板と発光生物体を使って』

講師

中川 淑郎 先生
横浜市立大学名誉教授 理学博士
(ドイツ)ダルムシュタット工科大学有機化学研究所客員教授
クラブ・はんどれっど会員
呉 純 先生
産業技術総合研究所関西センター研究員 農学博士

発光生物体

  • 海ホタル
  • オワンクラゲのGFP (下村脩先生のノーベル化学賞受賞対象化合物)

開催日時・場所

  • 10月18日(日) 14時00分
  • つくし野小体育館に集合

スケジュール

13時00分つくし野駅前に集合 (出席確認)
あいさつ・講師紹介 (校長)
14時20分中川先生のお話・実験
15時10分呉先生のお話・実験
16時00分お礼のあいさつ
活動終了・解散

用意する物

  • ある人は名札・カードケース
  • 筆記用具
  • 飲み物

備考

  • 原則として、1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。
  • 雨天の場合でも行います。
  • 風邪気味の人は参加を見合わせてください。

2009/02/14

活動報告 08年度 第10回 「大学で最先端の実験をしよう」

文: 田村校長先生

今回の活動は、今年度助成を受けた(独)科学技術振興機構(JST)の4回目の活動として行われました。

「大学で最先端の実験をしよう」というテーマで森田先生の勤務校であり、連携先の麻布大学へ行って実験をさせていただきました。

今回の参加者はあまり多くはないのではと予想していましたが、予想に反して、90名を超える参加者となりました。ありがとうございました。

当日は、季節外れの陽気で、歩いていても汗ばむほどでした。

つくし野駅12:45分の集合時刻前にはほとんどの方がお集まりくださり予定より早く出発しました。

田園都市線から横浜線に乗り換え、矢部駅で降りました。

助手の長岡さんの出迎えを受けて、歩いて5分ほどで麻布大学に着きました。



遅れて合流した方を待って集合写真を撮(と)りました。

その後、全員が実験室に集まり森田先生から活動内容の説明を受けました。

子ども達はそのまま実験室で水道水の塩素実験をします。

大人は別室でお話の後、ホテイアオイの培養(ばいよう)の実験をします。

子ども達は、まず、人為的(じんいてき)に濁(にご)りを付けた水に薬品を混(ま)ぜてきれいにする実験をしました。

小学校にはない器具を使っての実験です。ピペットからして全く違いました。

次に、いろいろな水に塩素が含まれているかの実験です。

試薬を入れると水道水がうすいピンク色になり、塩素が入っていることが確かめられ、塩素の働きの話を説明していただきました。

一緒に参加した幼稚園年長さんの子ども達が、予想外に大変喜んで実験していました。









実験が終わってから、大学校内で飼育している牛、馬、豚(ぶた)、羊などを見学しました。

牛や豚があまりにも大きいのでびっくりしました。

大人は別室でのお話の後、培養実験でした。

時間内に終わらなかった分は後で助手の方に作っていただきおみやげにいただきました。

大人も飼育動物を見学しました。

それが終わって全員はじめの実験室でアンケートを書いて終了です。

私も初めて理科系の大学の研究棟(とう)に入って実験させていただき、世界が広がりました。

今年度、4回のJSTの助成を受けての活動は、これまでの活動の幅を広げるもので、大変よかったです。

森田先生を始め関係者に感謝申し上げます。













08年度 第10回ビオトープ活動
アルバム

2008/04/19

活動計画 08年度 第10回 「生き物を研究する大学で最先端の実験をしよう」

森田顧問の勤務先の麻布大学におじゃまします。

麻布大学

開催日時・場所

内容

  • 水試料の中の金属元素、塩素濃度などの分析
  • 大学構内の見学
  • 牛舎・羊舎の見学

メイン講師

  • 森田顧問
  • 顧問一同
  • 助手4名

備考

  • 化学技術振興機構補助対象
  • 横浜線で移動
  • 交通費自己負担: 330円/大人・片道

活動計画 08年度 第5回 「川で遊ぼう」「川の水を分析してみよう」


2007年度の活動より

開催日時・場所

内容

  • 奈良川の生物調査
  • 奈良川の水質調査

メイン講師

  • 森田顧問
  • 長岡顧問
  • 砂長顧問
  • 顧問一同
  • 助手2名

内容備考

  • 科学技術振興機構補助対象
  • 交通費自己負担 (250円/大人・片道)

活動計画 08年度 番外 夏休み体験学習 「ソーラークッカーを使った実験」「くだもの電池」

開催日時・場所

  • 2008年8月5日(火) 午後1時から
  • 1階視聴覚教室・校庭

内容

  • 「ソーラークッカーを使った実験」低学年向け
  • 「くだもの電池」高学年向け

メイン講師

  • 有志一同

活動計画 第4回「川と生き物を学びに行こう」

ビオトープ初のバスツアーです。
神奈川県立生命の星・地球科学館
開催日時・場所
  • 2008年7月5日(土) 終日
  • 小田原市周辺
活動内容

2007/09/08

活動報告 07年度 第5回 「川の生き物大捜索、川で遊ぼう、川で学ぼう」

午後、第5回のビオトーププロジェクト活動が行われました。

昨年に引き続き、恩田川の水質検査や生物調査を行いました。

当日は、台風9号一過、水量も昨年より多く、水もきれいでした(水質検査の結果からも裏付けられました)。

ザリガニが捕まえられることもあって、昨年をかなり上回る参加者でした。

ザリガニは残念ながら釣れませんでしたが、網ですくうことができました。

その他、オイカワコイドジョウモロコメダカヤゴアメンボなどがいました。

生物が復活してきているなと感じました。