次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は66名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。
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2025/04/18

小川小 に出張環境学習(その15/2025年度:第1回)

  プールのヤゴ 現地状況調査  
4月17日午後、小川小でもプールのヤゴ救出ができるか、現地調査を実施。

2023/11/19

生 と 死 と

    ほんのわずかな違いが…    
自宅玄関階段下に長く設置してあるミニビオトープにつくし野小プールから救出してきたヤゴを放し。
梅雨の合間に次々羽化しているのだけれど…。

2022/06/03

プールからの救出ヤゴ 第一号羽化成功!(ヤゴの動画付)

  第一号は シオカラトンボ  
「今朝 ( 6月1日 )  、一匹目が羽化しました。」

2022/05/22

開催案内:第3回定例活動を実施します。

 「 プールのヤゴ救出大作戦!」 
  を予告通り実施します。 
[前年、2021年6月12日土午後実施の同一プログラムの集合写真]

2016/06/11

活動報告 2016年度 第3回 「プールのヤゴ救出大作戦!」

文:小池
写真:岡本さん、平嶋、井上、小池
編集:平嶋

 スクールニュース 5月の記事のご紹介がもれていました。
 下記リンクからご覧下さい。

 スクールニュース vol.190 編集部から
 サツマイモを植えた経験はありますか(つくし野ビオローププロジェクト5月)


6月11日(土曜日)活動歴11年目となる本年度定例第3回目(特別活動を合わせた年間延5回目)の活動を実施しましたので活動報告をします。(小池常雄)


《2016年度第3回定例活動報告》


この日は午後からの活動の資材を車に詰め込んだ後、10時半ころ、まず畑に行きました。午後からの活動の中で、畑の今の様子を映像で紹介したかったのです。

平嶋さん、樋村さんも来てくださいました。サツマイモやカボチャは順調に成長しています。サツマイモのうねの間には、雑草が生えており、これを除草。樋村さんはミニトマトの世話をしてくださいました。



2016/06/02

開催のお知らせ 6月11日(土) 2016年度 第3回活動「プールのヤゴ救出大作戦!(Vol.11)」

本年度定例第3回目(延5回目)の活動は、
6月11日(土)午後「プールのヤゴ救出大作戦(Vol.11)」をつくし野小視聴覚室⇒同小プールで実施します。まもなく実施されるプールの水替えで、たくさんのヤゴが下水に流され命を失ってしまいます。昨年は1,523匹のヤゴの命を救いました。今年も3年生が授業で採取した後ですが、まだまだたくさんのヤゴがいるはずです。今年は何匹のヤゴを救出できるでしょう?
希望者はヤゴを連れ帰り、自宅で育て、感動の羽化を観察することが出来ます。

【日時・集合場所】

6月11日(土)
 13:00 つくし野小学校 視聴覚教室 集合(体育館側昇降口から入って下さい
 13:15 活動開始(プールと校内のみで活動)
 16:00 活動終了予定(学校で解散)
少雨決行、大雨時は翌12日同時刻に延期
★予定変更等はホームページに掲載します

【持ち物・用意する物】

濡れてよい服装(水着可)・着替え、帽子、サンダル、魚用のアミ等、筆記用具、飲み物(十分な量)
ヤゴを連れ帰り羽化を見届けたい人は、水槽か大きいペットボトル(2ℓ以上)の上部を切ったものなど

【申込み方法】

事前の申し込みは不要です。集合時間までに集合場所に来てください。
原則として幼児と1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。保護者が参加できない場合は、事前にお知らせ下さい。卒業生や未就学児も歓迎します。年齢や学校名などを当日お知らせください。
下の「プロジェクトへの連絡」から申込みもできますので、連絡事項があるときなど、是非ご利用ください。


2015/06/23

観察記録 「プールのヤゴ救出大作戦!」のその後

文:「鉄鋼マン」さん、小池さん
写真:「鉄鋼マン」さん

つくし野にお住いの「鉄鋼マン」さんからお便りと写真をいただきました。
「プールのヤゴ救出大作戦」のその前後のご報告です。

 ※6月29日に追加のおたよりを文末に追加しました。



いつも参加させていただいております。
先日、救出作戦に参加させていただきましたが、当家でもようやく、ヤゴが羽化しました。

当日の感想も含めレポートさせていただきます。


≪1.事前準備≫


できれば、下準備したうえで参加したいと思い、アマゾンで関連書籍を購入しました。
最初に慶応の先生の本を購入したのですが、子供に見せるにはやや学術的でしたので、これは自分がザッと斜め読みして終わりにし、子供向けには、写真や図が豊富な本をもう一冊買いました。


(実際は、子供は事前にはほとんど読んでくれず、今になって、羽化の流れを理解するために見ているようです。)




≪2.当日≫

小1、年中、3才の3人を連れて、家内と家族あわせて5人で参加させていただきました。

2015/06/13

活動報告 2015年度 第3回「プールのヤゴ救出大作戦!(vol.10)」

※ 文末に《おまけその5:SYDさんのお便り》を追加しました。



文:小池さん
写真:平嶋さん・井上さん・小池さん



小池です。
6月13日(土)、本年度3回目の活動を実施しましたので活動報告をします。



この日は、午前中から掲示物や資材などの準備を樋村さん、平嶋さんと3人で始めましたが、卒業生で中3のK君が手伝いに来てくれました。とてもうれしく思いました。

活動は、いつものように、つくし野小学校の視聴覚室に集合して始めました。今年度の参加申し込みは、ブログを通じてだけでこれもほとんど利用されていませんので、参加人数は事前にわかりません。

幸い今回は参加者が次々集まり、視聴覚室にあふれんばかり…。事前に用意しておいた資料も参加者票も足りなくなってしまいました。最後に書きますが参加人数100名近い活動になりました。(配布資料が足りなくなり、もらえなかった人は連絡をくださればお届けするなどしますよ!)

2015/06/05

開催のお知らせ 6月13日(土) 15年度 第3回活動 「プールのヤゴ救出大作戦!(Vol.10)」

本年度第3回目の活動は、
6月13日(土)午後 
「プールのヤゴ救出大作戦(Vol.10)」
つくし野小視聴覚室 ⇒ 同小プール で実施します。
このままでは、間もなく実施されるプールの掃除と水替えで、たくさんのヤゴが下水に流され、命を失ってしまいます。
昨年は2,926匹のヤゴの命を救いました。
今年は3年生が授業で採取した後ですが、例年の計測数を考えるとまだまだたくさんのヤゴがいるはずです。
今年も、たくさんのヤゴを救いたいと考えます。
今年は何匹のヤゴが確認できるでしょう?
希望者はヤゴを連れ帰り、自宅で育て、感動の羽化を観察することが出来ます。
ご参加をおまちしています。

【開催日時・集合場所】

6月13日(土)
 13:00 つくし野小学校 視聴覚教室 集合(体育館側昇降口から入って下さい)
  13:15 活動開始(プールと校内のみで活動)
 16:00 活動終了予定(学校で解散)
※少雨決行です。大雨の時は翌日に雨天延期(6月14日日曜日)です。

【持ち物】

濡れてよい服装(水着も可)か着替え、帽子(必ず)、サンダル、魚用のアミ等、筆記用具、飲み物(必ず)
ヤゴを持ち帰りたい人は水槽か大きいペットボトル(2ℓ以上)の上部を切ったものなど

【申込み方法】

本年度は事前の申し込みは不要です。直接、時間までに集合場所に来てください。
原則として1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。保護者が参加できない場合は、事前にお知らせ下さい。卒業生、未就学児の参加を歓迎します。未就学児は保護者の保護をお願いします。
近隣公立・私立小中学校の在校生、卒業生も歓迎します。趣旨を理解くださる皆様に開かれた活動です

2014/06/14

活動報告 2014年度 第3回 「プールのヤゴ救出大作戦!」


文:小池さん
写真:岡本さん、平嶋さん、小池さん




小池です。
本年度、第3回目(のべ4回目)の活動を実施しましたので報告をします。

梅雨入りから大雨が長く降り続いた関東地方でしたが、活動の前日あたりから雨がやみ、雲一つない絶好の好天となりました。天気予報では午後から曇ってくるはずでしたが、この予報は外れ、終日好天が続いた日になりました。

今回は「プールのヤゴ救出大作戦!」の延べ9回目の活動です。小学校の視聴覚室に集合して、活動を開始しました。

2014/06/07

開催のお知らせ 6月14日(土) 14年度 第3回活動 「プールのヤゴ救出大作戦!」

6月14日(土)第3回活動を開催します。
放っておくと、間もなく実施されるプールの掃除と水替えで、たくさんのヤゴが下水に流され、命を失ってしまいます。
昨年は8000匹近いヤゴの命を救いました。
今年は3年生が授業で採取した後ですが、例年の計測数を考えるとまだまだたくさんのヤゴがいるはずです。
今年も、たくさんのヤゴを救いたいと考えます。
今年は何匹のヤゴが確認できるでしょう?
希望者はヤゴを連れ帰り、自宅で育てることが出来ます。
ご参加をおまちしています。

【開催日時・集合場所】

6月14日(土)
 13:00 つくし野小学校 視聴覚教室集合
        (体育館側昇降口から入って下さい)
 13:15 活動開始(プールと校内のみで活動)
 16:00 活動終了予定(学校で解散)

【持ち物】

濡れてもよい服装(水着も可)か着替え帽子(必ず)、サンダル、魚とり用のアミ等、
ヤゴを持ち帰りたい人は水槽か大きいペットボトルの上部を切ったもの、筆記用具、飲み物(必ず)

【申込み方法】

本年度は事前の申し込みは不要です。直接、視聴覚室に集合してください。
原則として1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。保護者が参加できない場合は、事前にお知らせ下さい。卒業生や未就学児も歓迎しますが、事前に年齢などをお知らせください。
ホームページからの申込みは今年度もできます。こちらも是非ご利用ください。


2013/06/29

その後のヤゴとトンボたち

文・写真:小池さん

前回の活動を終えてから、すでに1週間以上が過ぎようとしています。
皆さんと一緒にプールから救出したヤゴ2681匹のその後は、どうなっているでしょう。小学校のトンボ池に放したヤゴたちは、まだ、確認できていません。22日土曜日の道徳の授業参観の時に見に行きましたが、羽化した後の抜け殻は見つけられませんでした。大きめの魚もいますので、食べられたかもしれません。
3年生の教材として、先生に預けたものは、共食いしながらも、羽化したと連絡がありました。教室の中を羽化したトンボがぶんぶんと飛んでいるとの話も聞きました。
みなさんが自宅に連れ帰ったヤゴたちは羽化しましたか?

ここでは、私が連れ帰ったヤゴたちのその後の様子を報告したく思います。

私は自宅に戻ってから、台所の流しの横の水槽(いつもはウナギの「うなちゃん」が1匹だけ暮らしています)に、ウナギのえさになることもまたいいか・・・と考えいれました。

2013/06/27

2013年度第3回活動 アンケート結果

2013年6月15日に行われた、2013年度 第3回ビオトープ活動「プールのヤゴ救出大作戦!」のアンケート結果です。
今回はこども57名、大人42名、合計99名の方が参加されました
アンケートは、こども41名、大人22名、合計63名の方から回答をいただきました。

2013/06/15

活動報告 13年度 第3回活動「プールのヤゴ救出大作戦!」

文:小池さん
写真:桑木さん、小池さん
本年度、第3回目の活動を実施しましたので報告をします。

実は、1週間くらい前から、台風がどんどん近づいてきたと思ったら、真南でピタッと動かなくなりました。数日前から天気予報ばかり気になっていたのです。
夕方から降るはずのにわか雨の予報は幸いはずれ、雲の隙間から夏雲や夏空も見える絶好の活動日和となりました。
「プールのヤゴ救出大作戦!」の8回目の活動です。
小学校の視聴覚室に集合して活動を開始しました。

2012/07/11

トンボの羽化を見ました


小池です。

昨日、7月11日水曜日。22時半ころ自宅に戻ったのですが、玄関先に置いてある水盤のミニビオトープでトンボの羽化が始まっていました。
蒸し暑く風の強い日でしたが、トンボたちには羽化にふさわしい気候だったのでしょう・・・。

最初に見た個体は、もう半分羽が出ていたのですが、2匹目の個体はヤゴが葦にぶら下がって背を割り、あっという間に逆立ち状態となったらあれよあれよという間に、羽が伸びていく様をずっと観察することができました。

自宅の庭では、アブラゼミの羽化を何度も見たことがあるのですが、トンボの羽化は初めての観察。アブラゼミよりはるかに速い速度間で、羽を伸ばしていくということをつぶさに観察できました。

幸い、雨の降る前でしたので、手持ちのコンパクトカメラでいろいろなアングルで写しました。
LEDのランプで逆光で羽を透かして写したものが、とてもきれいに見えました。

白かったからだが、みるみる薄緑色になっていき、羽の模様もくっきりしてくる様は、息をのむような美しさでした。

特別な機材を使わなくても、また手持ちのコンパクトデジカメでも3センチくらいまで接写できるので、トンボには迷惑でしょうが、こんな写真が撮れました。



久々に、家族とともに興奮のドラマを見た思いでした。
皆さんともこの興奮を共有したく、さっそくご紹介します。

他の皆さんからも、羽化の報告をお待ちしていますよ・・・。

みてくれて、ありがとう。

以上です

小池常雄

2012/07/04

ミニビオトープのヤゴ

小池です。
多くの皆さんから、ヤゴの羽化の状況を報告していただいています。
そこで我が家のヤゴの羽化の状況をお知らせします。

皆さんはヤゴを自宅の中で飼って餌をやってくれているようですが、私は自宅の玄関先のミニビオトープの水盤や漬物鉢に放しています。
餌は自然のミジンコなどでとくに赤虫は与えていません。

このヤゴたち、6月29日の金曜日から、急に羽化を始めました。
この日は蒸し暑かったですから、これが理由かもしれません。
朝になると、羽化用に差しておいた小枝に抜け殻がいっぱいついています。
部屋の中で飼っているのと違い、屋外なので、夜気がつかないと朝には飛び立ってしまい、成虫を観察できません。



この写真よく見ると4匹のヤゴの抜け殻が上下についているのがわかりますか?上のものは先にシオカラが羽化し、次の日に赤トンボが羽化したようです。下はその逆。ヤゴは抜け殻だけでも色や大きさで種類がわかります。もう少し小枝をたくさんいれてやらなければいけないな・・・と反省。


でも、まあ多くのヤゴがトンボになっているのはこの抜け殻を見れば明らかなので、救出大作戦は成功したと喜んでいます。

この街が開発される前のように、生き物がたくさん住めるつくし野であってほしいと、願っています。
みなさんのヤゴの羽化の報告を引き続きお待ちしています。

小池常雄

救出ヤゴの羽化

お元気ですか?小池です。

「Y&K くん」のお母さんから写真とお便りをいただきました。
Y&K くんの家ではつくし野小のプールから救出したヤゴが次々羽化しているようです。
お便りは、次の通りです。

「我が家では、シオカラをスタートに、2日に一匹ほど、ヤゴが羽化しています。子どもたちは、トンボが見えなくなるまで、見送っています。

残り九匹は、まだアカムシをたべているので、もうしばらく騒ぎは続きそうです。」

・・・とのこと。

我が家でも6月30日の金曜日から次々に羽化が始まっています。この日は蒸し暑かったからでしょうか?
この様子はまた別の機会にお伝えします。

皆でプールから救出した6000匹のうち、いったい何匹が羽化できるかを考えると、なかなか自然界は厳しいものと痛感します。

皆さんの家で温かく育てられたヤゴたちが1匹でも多く、羽化し、つくし野の空を自由に飛び回ってくれることを願っています。

2012/06/26

ヤゴの恩返し


F家のヤゴたちは、ビオトープに貢献してくれてます。
朝から羽化、しかも二匹も!!

 お腹がきれいに透き通っています。

 完全に逆立ち!これから驚異的な腹筋で立ち直るヤゴくん。

30分後、 まだ羽はしわしわです。


 20分後、羽が伸びてきました。

まだ羽の模様が薄いですね。

2012/06/25

F家のヤゴたち


F家のヤゴは、5匹トンボになりました。

シオカラトンボ
シオカラのヤゴの抜け殻
割り箸を登るノシメのヤゴ
羽化ほやほやのノシメトンボ
翌朝のノシメトンボ
シオカラヤゴ半身浴
シオカラヤゴ潜水中
最初に羽化したのは、シオカラトンボでした。
シオカラって青くないの・・・?って思って、子供の図鑑で調べてみたら、未成熟のオスはメスと同じような色だそうで、メスとオスで色が違うのをはじめて知りました。
メスかオスか判別できないうちに広い世界に飛び去ってしまいました。

それから次々と4匹ほど羽化しています。
これらは羽の模様から図鑑を見ると、ノシメトンボのように思います。
お腹はいわゆる赤トンボみたいに真っ赤ではないです。

うちにはシオカラがもう一匹いるのですが、昨日頭を出して半身浴していました。
ためしに沈めてみたら、しばらくしてまた半身浴状態に戻っていたので、羽化は近いと思われます。
以上、F家よりトンボレポートでした。

2012/06/02

活動報告 12年度 第3回「プールからヤゴを救出しよう!」


文:小池さん
写真:桑木さん

小池常雄です。
本年度、第3回目の活動を実施しましたので報告をします。

数日前の天気予報はあまり良くなかったので、雨の中でも決行しようと覚悟を決めていたのです。
しかし、幸い今日はくもり。
この活動には最高のコンディションとなりました。
「ヤゴ救出大作戦」の7回目の活動です。
小学校の視聴覚室に集合して、活動開始です。
田村健治先生も駆けつけてくださいました。

1.活動内容の説明

初めに、私から、今日の活動内容を説明しました。

次に、何故、ヤゴを救出するかのお話をしました。このつくし野の地区は、もともと里山と畑が広がる地域であったろうこと、その地区が開発され、トンボたちがくらしていたところに、私たちが暮らしていること。
トンボは羽があるので、飛んできて卵を産む場所を探し、ほかに水面がないのでプールに仕方なく卵を産んだろうこと・・・をお話ししました。
今日、ヤゴたちを救出しないと、もう来週には、プール利用の清掃ために水を流してしまう・・・だからヤゴたちを救出したいとお話ししました。


ヤゴたちの食べ物の話もしました。
トンボはヤゴもみな肉食です。でも、彼らの食べ物となるミジンコ、メダカ、オタマジャクシ、アカムシ、ミミズ・・・などの生物はみな、植物を食べています。この植物は太陽のエネルギーを基に、大きくなっていることをお話しました。
私たち人間も、またトンボ(ヤゴ)も同じく太陽の力で生きているということです。

2.特別講師 神奈川県水産植物技術センター 勝呂 尚之先生のお話

  • 先生はタナゴなど、淡水魚がご専門。でもトンボなど水生昆虫も詳しい先生。
次に今日の特別講師 神奈川県水産植物技術センター内水面研究所 勝呂 尚之(すぐろ なおゆき)先生をご紹介し、お話を伺いました。

勝呂先生は、ご専門の町田の周辺に住む魚などの生物の話をしてくださいました。
ミヤコタナゴは神奈川水系では絶滅してしまったこと、復活させたいけれど、卵を貝の中に産むという習性が災いしてなかなか簡単には実現しないことなどをお話しくださいました。

さらに、トンボなどの水棲昆虫のお話をしてくださいました。
川に住む生き物たちには、厳しい環境になっていること、外来種が強く、日本在来の生物の数が少なくなっていることなどをお話しくださいました。
生態系とは、多くの生物の複雑な関わり合いで成り立っていること、1つの種類であっても、絶滅してよい種類などはなく、役割をもった大切な生態系の一員であることなどお話しくださいました。
最近の絶滅危惧種(ぜつめつしそうないきもの)は「カワガキ」という種類の生物だそうです。
カワガキとは、川で遊ぶ子供たちの事。
安全に気を付けなくてはいけないけれど、川で遊び、生き物たちに親しんでくれる子供たちがいてくれてこそ、川の環境や生き物が守られるのではないか?・・・という、とても大切なお話しでした。

3.ヤゴの救出と集計

さあ、いよいよプールでヤゴの救出です。
4つの班に分かれてヤゴを救出しました。
町田市の判断に沿い、子どもたちはプールに入らず、保護者と私たちがプールに入りました。

今回は、去年の秋に、プールに刈り取った草などの植物を投入したりしませんでしたので、あまりたくさんはいないのではないか・・・という想像をしましたが、いやいやなかなかたくさんのヤゴがいました。

お父さん、お母さんたちが協力して、また児童もみな一生懸命数を数えて、集計表に書き込みました。
みんなとても頑張りました。




4.まとめ

視聴覚室に戻り、今日のまとめをお話ししました。
さあ、注目の、集計結果です。
残念ながら、ヤンマ類とイトトンボ類は1匹も見つかりませんでした。
でも、シオカラトンボ類は 28 
注目のアカトンボ類は 6,691 匹を救出することが出来ました。
なにもしなくても、これだけのヤゴたちが元気に冬を越していたのです。

ヤゴの飼い方のお話しをして、希望者に分けました。
大切に育ててね・・・。
また、トンボ池にも放しました。

私も家に持ち帰り、自宅の玄関先のミニビオトープに放しました。
これで、これからしばらく、これらの小動物は、植物(植物性プランクトン、腐った植物、他の小動物)を食べる。
  • おひさまのエネルギー(力のもと)は、様々な植物を育て、トンボ(ヤゴ)のエサも育てている。
  • 私たちが食べる食物は、動物もお魚も植物も、元はみな太陽のエネルギー
  • 君は何の力で動いている?・・・電池?ばね??原子力??・・・太陽のちから?
  • 君の家に来ているエネルギーは、何の力?今、重要なのは、炭酸ガスを増やし地球温暖化をまねく化石エネルギーではなく、再生可能エネルギー。
  • 今年度、助成を受け、少しずつ自然エネルギー、再生可能エネルギーについて勉強したい。

5.これまでの救出の成果は?




毎日、仕事からの帰宅が楽しみになりました。
去年と同じように、たくさん羽化してくれると嬉しいな・・・。

小学校のプール授業も間もなく始まります。
それと時を同じくして、ヤゴたちはトンボになります。
勝呂先生のお話しのように、暑さが苦手な、アカトンボたちは山に避暑に行くのかな??

皆さん、ありがとう、お疲れ様でした。

そして、今夜のこと。
ヤゴたちの夜の姿を見に行ったのです。
あすは午前中は雨という天気予報なのですが、もう気の早い何匹かのヤゴたちが、羽化用に差し込んだ小枝に上り始めています。
ヤゴにとっては羽化が一番危険で大切な時間です。
1匹でも多くのヤゴたちが、成虫のトンボとしてつくし野の空を飛んでほしいと願うばかりです。

<今回の参加者数>
児童23名、保護者22名、幼児5名、先生1名、顧問1名、講師1名、小池の合計54名