次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は766名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。

2017/11/25

おたより:JSさんからおたよりをいただきました。

JSさんのお宅では、ビニール袋で立派なおイモ収穫!!
こんな写真とともに、メッセージをいただきました。
 「自宅のビニール袋で育てていたサツマイモを収穫。(11月24日)
こんなに大きなお芋ができていました!!
収穫は、パパと上の娘の二人で外で掘っていたのですが、娘は絶叫していました!
私と下の娘は家の中にいたので、(何が起こったのかわからず)ちょっとびっくり。
まさかこんなにできているといるとは思わず!
実家の母にも報告したら、驚いていました!
袋を開ける直前の様子の写真は撮らなかったのですが、夏のころの様子はこんな感じ。
ちょっと小さめの袋だったのですが、それでもこのお芋!
買ってきた「花と野菜のための土」二袋に、そのまま(5月の活動でいただいた)苗を植え、(駐車場の隅に置き)お日様にあて、そのまま…
本当にいつもいつも素敵な体験をありがとうございます。」


11月の活動では、畑に置いておいた袋でのサツマイモの栽培を、皆さんの前で開けてみましたが、2袋とも大失敗。
昨年はとてもうまくできたのに逆にびっくり。
昨年栽培した土をそのままに、肥料や腐葉土を加えたのですが、肥料の与え方を失敗したのが原因かと思われます。
さすがに市販の新品の栽培用土はちゃんとしていましたね…。栽培方法の問題ではなく、肥料の問題であったことが改めて明らかになり、ほっとしています。
文章:JSさん
文章調整:小池
(複数のお便りを小池の責任でまとめさせていただきました)
写真:JSさん
ブログ編集:小池常雄




お知らせ:スクールニュースVol.305で紹介されました。

Posted on 2017年11月21火 in スクールニュース

スクールニュース vol.305 

編集部から 

気づきはどこにでもある

(つくし野ビオトーププロジェクト

シーズンXII 10月)

つくし野ビオトーププロジェクトは10月、週末ごとに列島を訪れた台風の影響を受けて延期を繰り返した。
主催者によると予定していた定例活動を月のうちに行うことができなかったのは12年間で初めてのことだったという。
子ども達が首を長くして待っていた活動は月が変わっての11月4日、プロジェクト専用畑で行われた。
来年の春に向けていろいろな作物の種をまき、苗を植える。生命に目覚めを呼びかけるプロジェクトである。
種をまくばかりではなくまずは収穫をした
種をまくばかりではなくまずは収穫をした
保護者も一緒になって、丁寧に植えていく
保護者も一緒になって、丁寧に植えていく
今回、以前から疑問に思っていたことをプロジェクトリーダーの小池常雄さん(環境カウンセラー)にぶつけてみた。
プロジェクトの畑の活動は、種まきと収穫がほとんど。つまり、入口と出口だけ。しかし、育てる過程には水遣りをはじめ様々なプロセスがある。そうした一連のプロセスを体験させるプログラムをつくることはできないのかということである。
小池リーダーの回答は「難しい」。その通りである。
このプロジェクトは体験農場のような事業ではない。また、スタッフもこの活動を仕事としているわけではない。畑仕事は体力を使えば様々な道具を使う、しかもここ1・2年の参加児童の低年齢化を考えれば、安全確保の視点からみたときに万全の体制をつくることが課題となるのだろう。
しかし、「種まき体験をした」だけで終わるプロジェクトでないことはこれまで発信してきた通り。
種を撒くにしても、
・畝に小さな穴を掘って種に土をかぶせる「エンドウマメ」。
・直接まかず、まず苗をつくる「ソラマメ」。
・苗の根を土になじませるように1本ずつ植えていく「タマネギ」。
・畝につくった溝に流し込むように種をまいて土をかぶせる「アブラナ」。
・散らすように、地面にまきっぱなしの「レンゲ」。
など、植える種類も多く、方法が違うものばかりのため「どうしてこんなに違うのか」。
気づきの仕掛けはしっかりと用意している(これは自然より農業に関わる気づきといえるかもしれないが)。
また、常に新しい作物を試み、継続して参加している子ども達にも新しい気づきを提供するのもプロジェクトならでは。
今年はトウガラシを栽培、収穫してただ保管するのももったいないと、簡単な材料と方法でクラフトを作成、短時間で見ても楽しめる作品に仕上げていた。
たくさんのトウガラシを使ったクラフトづくり
たくさんのトウガラシを使ったクラフトづくり
次はこれを収穫する(サツマイモですよ)。
次はこれを収穫する(サツマイモですよ)。
 過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/

いつも取材に来てくださる、スクールアメニティ誌の岡本さんが、11月4日の活動をWebニュースにして発信してくださいました。ここに転載します。
いつもながらありがとうございます。(小池常雄)
スクールアメニティ誌のWEBニュースより転載
ブログ編集:小池



2017/11/23

おたより:鉄鋼マンさんからのおたよりです。

鉄鋼マンさんから、お便りをいただきました。
[お分けしたトウガラシの葉の中央に白いイモムシが見えます] 
「昨日(11月19日サツマイモの収穫の活動)はお疲れさまでした。
お陰様で、うちの子供達も、子供達のお友達も、大変楽しかった様です。
色々とご準備頂きありがとうございました。

家に戻って暗くなった頃、玄関で子供達が騒いでいるので見てみたところ、頂いてきたトウガラシにシャクトリムシがいました。


トウガラシの葉っぱ(葉トウガラシの佃煮は多少辛かったと思うのですが)を食べる虫がいるなんて、驚きました。

庭に放しておきましたが、どうなることやら。

さて、うちに来たときは、エビの中の埋もれていたザリちやん(正確には2号)もすっかり大きくなり、今や、今は亡きザリちゃん1号を上回る立派な体格と鮮やかな赤い体を誇っております。
昨日も、人工水草の上に乗って脱走を企てておりましたが、写真を撮ったりしてみんなで見つめていたら、水槽の奥に消えて行きました。

「ザリちゃんは、水槽の中が嫌なんだろうから、早く逃がしてあげよう。」と主張する次男と、「春になったら逃がしてあげるんだから、それまではうちで飼うんだ!」と主張する娘が、押し問答を繰り返しております。」

鉄鋼マンさん、いつもながら楽しいお便り感謝です。
サツマイモもトウガラシも今年の畑の夏の光を浴び、半年かかってここまで成長したものです。
どうか幸せな秋の収穫物として、ご家族で楽しんでいただければ幸いです。
アメリカザリガニは「特定外来種」ではないので、元の自然環境に戻しても大丈夫。
でも外来種であることは違いなく、元いた場所に戻すことが原則です。
むつかしい世の中になりましたが、日本の生き物たちのためですからね…。

そうこうしていたら、追加のメールと写真をいただいたので転載します。(11月25日)

「ところで、今朝、会社に着いた頃、娘から電話があり『蛾のサナギから手が出てきた』とのこと。
なんだろうなあ、と思って家内に送ってもらったのがこの写真です。
[サナギは一番下に横たわっています]
送ってもらったのは午後なので、数時間たってからこの状態・・・
形を見ても、どっちかというと、またまた冬虫夏草的なもののように思います。
ほんとのことを言うのもかわいそうなような気もしますが、前回のアオムシコマユバチの時も、そういうことだと説明したら、それはそれでドライに割り切っていたようなので、
今回もしばらく置いておいてその様子を見せて、説明してあげようかな、と思います。」

冬虫夏草(とうちゅうかそう)は、キノコの仲間。
夏の間に昆虫の幼虫や成虫に寄生し、時間と共に宿主の体を栄養分にして成長。
ついにはその寄生主からキノコ形となって胞子を飛ばすのです。
昔からその神秘的な生態や生命力を感じて、漢方薬に使われたとも聞きます。
そんなにありふれた生き物ではないはずなのですが、、、。
引き続き、ご報告をお待ちしています。

文章:鉄鋼マンさん
写真:同
ブログ編集:小池





2017/11/19

話題:秋の終わりの高原で・・・

           高原の秋           

雨の日が多かった今年の秋ですが、夏休みに訪れた箱根町立湿性花園が良かったので、秋の1日再訪しました。
夏の際は、花と虫を中心に紹介しましたが、この時期、高原で季節の訪れが町田より早いこともあり、昆虫はほとんど見られず。
前回のブログで、もっと写真にコメントを多く、花の名前も知りたいというリクエストがありましたので、なるべくたくさんの写真にコメントつけてご紹介します。
[大文字草:園芸種]
[ハゼの鉢植えにかすかに残った紅葉]
[ハシカンボクの花]
[シナレンギョウとその葉についた夜露]
[キバナコウリンタンポポとその夜露:ガラス球をちりばめたように輝く]
[ニシキギの葉はすでになく、実だけがぽつりと残り]
[ダイモンジ草]
[イソギク]
[名前分からず:イチゴの仲間かな?]
[リンドウの花]
[アザミ]
[レンゲツツジの冬芽]
[キクの仲間]
[スギゴケ?の花の後についた実?:休息所の東屋の屋根の上]
[名前分からず]
[コケモモも接写するとリンゴのよう]
[ワレモコウ]
[コムラサキシキブ:接写すると大粒のブドウのよう]
[キレイだけれど、毒があるトリカブト]
[シロヨメナ]
この後は、花ではなく園内の紅葉や風景、生き物のこの時期の姿などを…。
[カエデの仲間の紅葉]
[池面の落葉樹]
 [水中の落ち葉]
 [水中の落ち葉:2]
[ハスの葉の水滴]
 [水に潜ってエサを探していた水鳥:オオバン]
[木道で体を温めるアカトンボ]
[林床の落ち葉に差し込む光]
[ミズクサの群生]
[散策路から近傍の山を見る]
[低山トレッキングでポピュラーな金時山、以前家族と登りました]
[白く輝く、仙石原のススキ群生地]
[撮影地、湿性花園のエントランス]
[乙女峠を抜ける前の駐車場から富士山を見る]
最後まで見ていただいて、ありがとうございました。
残りすくないけれど、良い秋の日をお過ごしください。
文章:小池常雄
写真:同
編集:同
撮影場所:箱根町立湿性花園
取材日:11月12日
ブログアップ:11月19日
[早朝のキバナコウリンタンポポの夜露]