次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は766名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。

2018/07/10

話題:R君の目に涙!センスオブワンダー!!

帰ってきた? 羽化したトンボ
いつもご家族で活動に参加してくださる「komeru」さんから写真とお便りをいただきました。お許しを得て、転載します。
「(6月27日)夕方、子供達と帰宅してみると『ママ来てー‼︎』と子供達の叫ぶ声が…。
リビングへ行ってみると部屋の中に2羽のトンボがーーーっ‼︎
羽化する姿を見られることを楽しみに、一生懸命お世話をしていた子供達の残念そうな顔(笑)
残念… (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
しかし…
立ち直りも早く『皆で育てたトンボさんだよね。広いお空で元気でね〜』と言って、
お家の中にいた2匹目のトンボを網で捕まえ、お外に出してあげました。

そして、、、1〜2時間後。
子供達が窓からお外を見ていたらトンボが1匹飛んできてびっくり‼︎
まさかのまさか⁈
子供達は皆『さっきのトンボさんだー!』と大騒ぎ(笑)
(玄関を開けるとトンボは部屋の中に・・・!)
一度は外へ飛び立ったはずのトンボが、長男Rの指に止まり…
まるで別れを惜しんでいるかの様な…
そして、何十秒もの間、長男の指に止まっていたトンボが飛び立った瞬間には、
感受性の強い長男Rの目と鼻が赤く…
涙をこらえていた様でしたが、我慢出来ずにトイレへ…(涙)
自分達で一生懸命お世話をしていると、そういう感情もきちんと湧くものなんだなぁと、、。
子供達にとっては辛い別れの様でしたが、善い経験になったはず⁈
でも、トンボが自分から人間の指に止まりにくるなんて、私の方がびっくりしました。
次こそは、まだ鉢の中にいるやごが羽化する姿を皆で見届けたいと思います(╹◡╹)
・・・とのこと。
トンボの種類はシノメトンボ。
この年の男の子にとって、泣く姿をお母さんや妹に見られるのは、ちょっと恥ずかしいと思うのかもしれないけれど、こういう時の涙っていうのは、恥ずかしくはないんだからね!
こういうことに感動して涙が出るのはまさに「センスオブワンダー」!!
「自然界の驚きに、感動できる心の力」…とでも訳せるかな?
(訳本では、神秘さや不思議さに目を見はる感性と翻訳。まあ同じ意味。)

翌6月28日引き続きこんなお便りをいただきました。
鉢の中のやごが…
残念な事に羽化途中?2匹のやごが息絶えてしまっていました.°(ಗдಗ。)°.
なんでだろう…⁈
号泣 (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
そして、なんとか落ち着きを取り戻し、朝小学校登校前にやごのお墓を作りました…」

羽化寸前で死んでしまったヤゴ。
ヤゴのお墓を作るR君とそのお墓。
自然界は、なかなか厳しい。
原因はわからないけれど、水温の変化や体の中の問題かな?
たくさんのヤゴを救出したけれど、その中で羽化できる個体はそんなんに多くなく…。

次のこの写真は、Mさんからお送りいただいたもの。
ムギワラトンボの羽先が折れていて…もうこれでは飛べない。
数日前の風の強い日、玄関外にいたのだそうで…。
ご自宅で育てていた個体ではなく、どこか自然界で羽化したものか?
羽根が固くなる前に強い風にあおられたか?
爪楊枝につかまらせて枝に移してあげたとのこと。
Mさんは、「かわいそうに、この子は、もう飛べない・・・」と。
トンボを「子」とあらわすところが、やさしく、女性らしく…。
でもね、これもまた、自然界。
厳しい厳しいおきてというもの。

更に7月5日JSさんから
「ついに羽化したてのトンボの姿をみることができました!」
と写真をお送りいただきました。この姿が見られてよかった!!
更に7月10日朝JSさんから、今年最後の羽化としていただいた写真が以下。
「昨夜、ラストのヤゴが羽化しました。
成虫になってから見たもの、抜け殻だけが落ちていたものを合わせると7匹以上が羽化しました。
睡蓮鉢にアカムシがたくさん発生していたので、これを食べたのだと思います。」
・・・とのこと。それにしてもスゴイ羽化率。

HMさんからいただいた写真は以下。
特にアカムシなどエサをやらなかったそうですが、羽化。
今年は全体に成長が十分でない個体が多かった気がしますので、アカムシのエサが必須か?と思っていましたが・・・。
羽根にしわが寄り、抜け殻が足に引っかかっているように見えるのですが、無事、この写真の後で、羽根が伸びたのならよいのですが…。

皆さんでプールでヤゴを救出してから4週間近く。
つくし野のあちこちに救われていったそれぞれのご家庭で羽化が見られたならよいのですが…。
お便りをいただいた四人に感謝です!
文章:komeruさん、小池
写真:komeruさん、Mさん、JSさん、HMさん
ブログ調整:小池

2018/07/06

活動報告:第4回特別活動を実施しました。

第4回特別活動
「野菜のお世話(その4)ジャガイモの収穫!
を実施しました。
6月30日土曜日、本年度7回目(定例4回+特別3回)の活動を実施しました。
この日は記録的速さで梅雨明けした数日後。高温が予報されていました。
それで開始時間を14時から15時半に伸ばしました。陽ざしが傾き、畑が影になり始める時間を狙いました。
14時から顧問の皆さんと準備開始。
休む場所の日陰をちゃんと作ることを重視。
船崎さんと、1月ほど前に常設の日よけのタープ用の常設の柱を4本建てましたので、設営は極めて短時間でできました。
いつもの2連タープではなく、面積重視で何枚もブルーシートを張りました。


夕方に活動時間をずらしたものの、さすがにこれだけ高温だと参加者は少ないであろうと予想していたのですが、それに反して参加者は次々到着。
広めに確保したつもりの休息スペースも参加者でいっぱい。
初めての参加者も少なくない気配。
活動時間はなるべく短く、お話も短く、休息と給水を頻繁にとることに注意して、活動を開始。
 私から、ジャガイモは3か月で収穫でき、デンプンやビタミンC栄養豊富。
アンデス原産で世界中で栽培され、花には強いにおいがあり、たまにミニトマトそっくりの実ができる事。
陽が当たって緑色になったジャガイモの部分は食べられないことなどをお話しました。
これは、ミニトマトそっくりのジャガイモの実。
食べられそうに見えるけれど、実は毒があり、食べられず!
お話の後は、まず給水し、いざ畑へ。
今年は種イモ、15キロ以上を植えたので、種イモの20倍が収穫できるということなので収穫は300㎏の予想。
人数が多くても十分な量のはず。
でも参加者が、畑に広がるともう一杯!
 




 










これだけの人数だとあっという間に掘れてしまい・・・。でも、高温なので休息を挟んで、作業は2回に分割。










この段階で、すでにかなりの量が収穫されていて、参加家族と顧問・取材者を合わせると30以上ほどに分配用を分けなければならず。
顧問以外にも大学生のY君と、高校生のI君が二人協力してくれました。
 休息の後再度、掘り残しの確認と、別の場所の収穫開始。




 分配前は、こんな感じ。壮観!!!(写真に写っていないところに段ボールで2箱)
 やはり、300㎏(推定:種イモの重さ×20倍=収量)あると違う。
家庭菜園というレベルとは別物。

ジャガイモの上に載っているのは、ある助成を申請したけれど選外だったので、参加賞だけ贈られてきたものを分配。私の分は、残念ながら残らず。
分配はいつもは抽選だけれど、参加者数が多かったので、番号札順に配分。
家族には十分な量だったのでは??
ジャガイモの収穫の後、跡地ができましたので、長ネギの苗を300本、トマトの苗を4本などを植えました。
これは解散後。
高校生のI君がトラクターで耕耘中。
地下タビ型長靴が良い!!
高温・晴天で、熱中症を心配した日でしたが、幸い無事故で無事、活動を終えることができました。顧問や参加者の皆さんのおかげです。感謝申し上げます。

この日の参加者は、未就学児:23名、1年:5名、2年:3名、3年:3名、4年:2名、5年:2名、6年:0名、高校生:1名、大学生:1名。未成年の合計:40名
小学校は、つくし野小、南つくし野小、南第4小、小川小の4校
幼稚園・保育園は、天使幼稚園、南が丘幼稚園、ひまわり幼稚園、小川幼稚園の4園。
合計8校・園。
保護者:34名家族数:26
取材:岡本さん(スクール・アメニティ):1名
顧問:樋村、船崎、高見、井上、金森、小池の6名
参加者の総合計は81名でした。

《おまけ》
いつも来てくださるJSさんから、ご自宅のプランターでのジャガイモ収穫の写真をお送りいただきました。
この大きさのプランター2つ分合わせて、こんな量を収穫!!
十分ではないですか!?
ちなみに種イモは、購入したものではなく普通にスーパーで買って常温保管していたら、芽が出てしまったものを植えたのだそうで…。
やってみなくちゃ、わからない!!




これは活動日の夜、Iさんの夕食。オーブンで焼いて、塩コショウ。
「感動のおいしさでした!!」とのこと。
これは、YNさんの夕食。蒸した野菜と解散後、差し上げたコマツナのお浸し。 
子どもたちはおかわりしたそうで・・・。笑
 










これは我が家の料理。
皆さんには、傷なしのジャガイモを差し上げたけれど、参加者が掘るときにスコップで傷つけてしまったものがたくさん残り。
客観的にはクズのようなもの。
保存はできないけれど、すぐに食べれば問題なく。 
100日と言えども、私は愛情をこめて土寄せや肥料を与え、草取りしたので粗末に扱う気にはならず。












これは、娘の作品。名前は、聞いたのだけれど覚えられず…。
こちらは、ポテト・チーズグラタン。
中のピンク色のものは、シャケの切り身を焼いてほぐしたもの。
 











それぞれの家庭で、ジャガイモや芋ほりの話をしながら、ジャガイモ料理の食卓を囲んでいただけたなら良かったのですが…。
以上です。
文章:小池
写真:YNさん、岡本さん、JSさん、TIさん、船崎、小池
ブログ編集:小池