次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は766名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。

2018/10/24

ザリガニとカブトムシの幼虫

アメリカザリガニ と カブトムシの幼虫



鉄鋼マンさんよりお便りをいただきました。
(一部小池が、お気持ちを踏まえたうえで文章を調整しています。)
「昨年の川の活動の際、捕まえたザリガニを「ザリちゃん」として自宅で育ててきました。
飼い始めた当時は小さく、ほとんど川えびと同じくらいの大きさだったのに、大きく赤く立派なザリガニになりました。

ところが、最近動きが鈍くなってきており、原因は老衰かと思われます。

今朝は添付写真のようにひっくり返ったまま起き上がれない状態でした。
ネットで調べると自然界では5~6年生きるけど、飼育下では2年くらいとのことなので、まあ、仕方ないかなあ、と思います。
一方で、今年は9月の川の活動の回に行けなかったのですが、翌週、子供達がどうして行きたいというので連れて行った際に小さいザリガニを1匹、極小のザリガニを1匹ゲットしました。
残念ながら極小の方は脱皮したとたんに、もう一匹に食われてしまいました。
残った一匹は既に2回脱皮し、当初隻腕(注:せきわん:腕(ハサミ)が片方しかないこと)だったのに、無かった方の腕も徐々に復活。
(注:ザリガニやカニの類は腕が取れても、脱皮の度に少しずつ回復して生えてきます。)
昨年からいるザリちゃんに迫る勢いで成長中です。
こうやって自宅で飼育することで、様々な動物の姿を見ることができ、子供達にも良い経験になっていると思います。
その分、最後までちゃんと面倒を見てあげなければ、と思います。

また、今年は300匹生まれてしまったカブトムシの幼虫も、天使幼稚園に28匹お持ちし、園長先生と相談の上、ビラを掲示していただいて、ただいま(注:ブログアップ時点ですでに幼稚園での募集は完了)里親募集中です。

私の勤務先の会社では今のところ7匹配りました。
天使幼稚園の年中ママさん達が(生き物に関しての)意識高い系の方が多いので、期待しております。」
・・・という内容でした。
野生の生き物は、人間の飼育下だと栄養や温度管理が行き届くので動物園の生き物など、長生きするものが多いと思っていましたが、ザリガニは逆に短命になるなんて、少し意外ですね…。
ちなみに幼稚園に掲示されたポスターは下記。(一部固有名詞などは消しています。)

既に、募集の配布期間は終わっていますが、希望者がおられれば、ビオトーププロジェクト宛ご連絡下されば、まだお譲りいただけるか、鉄鋼マンさんにお尋ねしますよ…。
10月23日に次のお便りをいただきました。
先週金曜日、ザリちゃんが亡くなりました。
昨年の川の活動で捕まえてきた時は、川エビ達と変わらない大きさだったので、同時に捕まえてきた大きなザリガニと一緒にしたら食われてしまうと思い、川エビや魚達と同じ水槽に入れておきました。
そしたら、瞬く間に、川エビや魚を食ってしまい、大きなハサミを持った真っ赤なザリガニに育ちました。
1年ちょっとというのは、ちょっと短命ではないかと思いますが、よれよれになったところも含め、子供達に「命」と言うものを感じさせてもらえました。
とてもありがたかったな~と思いながら、子供達と庭にお墓を作って埋めました。

昨日は、幼稚園に、カブトムシの幼虫を配達してきました。

18家族から75匹分の申し込みがありました。
当日、23匹分の追加発注があったので、漸く残り200匹を切ったところです。
森村学園に行っているお隣のお嬢さんルートで、もう少し需要がありそうです
とはいえ、依然として150匹を大幅に上回る数がおりますのでご希望の数は、お渡しできると思います。…とのことです。
寒い時期に、里親募集してもなかなか反応は悪く。
この時期ならまだ反応がいただけているとも考えます。
鉄鋼マンさん、いつもながらお便り感謝です。

ちなみに我が家のカブトムシの幼虫はこんな感じです。
文章:鉄鋼マンさん
写真:     
ブログ調整:小池常雄
文章調整:    同

2018/10/21

話題:新治市民の森:秋の始まり

  「新治市民の森」で秋を探しました。
(カメとカミキリの攻防)
[雨の晴れ間に甲羅を干すカメたちの指定席]
9月23日日曜日、横浜市の北部にある市民の森を尋ねました。
この日は曇りがちながら、雨の多かった9月にしてはまずまずの気候。温度も上がった日となりました。
今年は、8月の高温の後、9月は雨の日が多く。
そのため、森の中の各所に、キノコがたくさん生えていて…。
中でも、この白いキノコ。円を描いているように見えませんか?
同心円のはず…と思って探すと…やっぱりあって、見つけやすい。
これは、「フェアリー・サークル」と言って訳せば「妖精の輪」!
日本語名の「菌輪」より、ずいぶんとロマンチック!!!
どうしてできるかは、諸説(2説)あります。(笑)
【ウイキペディア」菌輪(きんりん):
キノコが地面に環状(あるいはその断片としての弧状)をなして発生する現象、あるいはその輪自体のことである。菌環(きんかん)とも呼ばれる。
英語では "fairy ring"、"fairy circle"、"elf circle"、"pixie ring" など「妖精の輪」と表現される】
 
[キレイな円は書けなかったけれど、確かに円環:中央には何もなく]
[フェアリーサークルの1つはこれ…。]
歩きながら見かけたキノコたち。名前分からず…。
どんなに地味な花でも、少なくも拡大すると、驚くほどキレイ。
虫たちには、十分な大きさ。
人間にとっての大きさではなく、昆虫にとっては十分な大きさということ。

[アザミ]
[ハギ]
[シロヨメナ?]

[ツリフネソウ?]
[ゴンズイかな?少し色が褪せている。材としては用をなさない。]
さて、以下は、連続写真。(望遠レンズではなかったので、拡大トリミングしています)
命をめぐるドラマ…でもあり。
冒頭写真のカメのいる池を眺めていると、池の上に張り出した枝から何かが池にポチャリ。
よく見るとカマキリ。
もがいていると池に波がたち…
それに気が付いたカメが、お腹がすいていたと見え、近づいてきて…
食べられるものとわかると頭を上げ…
パクリ!
もぐもぐ…。
カマキリも食べられたくないから、カマで必死に抵抗。
カメさん曰く…「ウうううっ…そこは、痛い!!」(代弁)
遠目で詳細は見えなかったけれど、どうやら池に落ちたばかりでカマキリはまだ元気。
カメにカマで抵抗したらしく…。
思わぬ抵抗にあったカメは、食欲以上に痛かったようで、、、。
いててて・・・と、口から吐きだし、慌てて水に潜り…。
水面には、吐き出されたカミキリが残され、風に流されていき…。
カメの教訓…「生きているカマキリを食べる時は、相手が弱ってから…!」
(人間には教訓にならず。笑)
トンボも2種。
本当は池の上をパトロールするヤンマのオスもいたのだけれど、写真にできず残念。
アリジゴクは、木の根元の雨の当たらない場所で、小昆虫を待つ。
もう、セミの声はしないけれど、抜け殻だけは…。
[終齢となった幼虫は、羽化するに適した場所をこの目で探して移動するのだろうか?今はうつろ。]
秋の気配は少しずつ。
[ガマズミの実:少しピンボケ]
今年はとても雨が多かった9月。
雨が降らなかった貴重な休日の写真です。
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同

2018/10/19

活動準備:こんな準備をしています。

野菜苗の準備 と 藍の花。
[市販のものに比べやや小さいものの植え付け可能なキャベツの苗(10/17撮影]
これはキャベツの苗。これ以外に、 

これはキャベツの苗。これ以外に自宅ではブロッコリー、ハクサイ、カリフラワー苗を育てています。
二葉の段階だと、いずれもアブラナ科の作物なので、そっくりで見分けはつかず。最終的に収穫の時、収穫する部分も、味も、姿形もずいぶん違うけれど…。
本葉が出ると見分けられるもののもある。間引きしてかじってみると、味でわかるものもあります。
でもこのくらいの大きさになれば、なんとなく本葉の雰囲気で種類はわかるようになります。
ハクサイの苗が今一つ、生育が悪く心配。すでにお店では売り切ってしまい、販売していません。
ナガネギとタマネギの苗も育てていますが、こちらも生育が悪く、タマネギの苗はスーパービバホームでたくさん売っていましたので、150本ほど購入済。
自宅の苗は、10月の活動に一部は間に合わなくとも、定例活動で、畑に植えようと準備中。
苗のポットは、こんな感じ(1か月ほど前の写真。
 

数日前(10月17日ころ)は、こんな感じ。だいぶ大きくなりました。
ブロッコリー、カリフラワーの改良種カリフローレ、キャベツは調子はいいのだけれど、なぜかハクサイは成長がいまいち。もうお店にも売っていないし・・・。
今年の秋は雨の日が大変に多く、気温のせいか?日照のせいか、理由は明らかではないのだけれど…。
こんな、トレーを8つほど準備しています。
ハクサイは、もう1か月育ててから様子を見て、畑に植えられるかどうか?判断すべきかなと思います。
でも、20日の活動は、畑に植えるには十分な量の苗があると思いますので、余ったものは、参加者の中で希望者に分けられると思いますよ…。
活動日前日の19日朝、今はまだぱらぱら雨が降っていますし、今日は雨模様の予報ですが、明日20日は天気は回復するはず。前回9月の活動から1.5か月ほど時間が空きましたが、活動の準備は整いつつあります。
畑の収穫物はあまりないのですが、サプライズを2つほど準備できそうです。
当活動は、ものではなく経験・体験をプレゼントしたい…というもの。
畑でお待ちしています。
お楽しみに!!

≪おまけ≫
これは、7月の森の活動の一部(アイの生葉たたき染め)で使った藍の少し前の様子。
秋になり、花が咲いています。
小さいし、決して派手ではないけれど、接写してみると随分と可憐できれい。
種ができたら、採集して来春植えます。
箱根で見たサクラタデとそっくり。まあね…親戚ですからね…。
 
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同