次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は766名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。

2019/02/16

大人のいきもの採集・観察(その1)

こんな昆虫や生き物と出会いました。
これは顧問の高見さんからいただいたトックリバチの巣の写真。
ご自宅の車庫で見つけたもの。
種類によって微妙に違う形の徳利(トックリ:日本酒に燗をつける瀬戸物)を泥で作ります。
その中には幼虫のエサをいれ、卵を産み付け、中で大きくなるという具合。
これは、高見元久さんが調査の仕事で訪れた九州は大分市郊外のため池の写真。
干上がったため池の表面がまだ柔らかい泥で覆われてい人るときについた足跡。
動物の姿そのものは見えなくとも、いろいろな動物の活動の跡が確認できたというもの。
新雪の上の足跡が有名だけれど、泥の上の足跡もキレイ。
アニマルトラッキングといって、動物の歩いた足跡などから野生動物がどのような行動を読み解くこともできそう…。
これはタヌキかな?
これは、大型のトリ。ペンと比べるとずいぶん大きいことが分かる。
 イノシシの足跡だろうか?
さて、これは、青蛙を売っている台湾の露店???ゲロゲロゲロ???
台湾旅行に行ったMさんが送って下さったもの。
カエルの絵がこんなに大きく書かれているけれど、本当はデザートのタピオカが有名なお店。
確かにタピオカは、カエルの卵みたいな感じでもある。
でもまあ、日本ではぜったい受けない、売れないよね!
ゲロゲロゲ~ロ…。

これ(下)は私が渋谷の東急ハンズで見つけた、カブトムシとクワガタムシとイモリたち。
薄い金属をまげて作られているオブジェかな?ブローチかな?
ひとつずつの手作りだから、貴金属ではないけれど、いいお値段。
デザインは素敵だけれど、カブトムシ相撲大会の優勝賞品には、ちと高すぎるなあ…。
 
これは、勤務先に送られてきたタイルメーカーのカタログ。
使う場所を選ぶけれど…。
あなたも、身の回りの生き物を見つけて、教えてくれませんか?
文章:小池常雄
写真:高見元久、Mさん、小池常雄
ブログ編集:小池常雄

2019/02/11

早春の花

身近な場所に、早春の花を見つけました。
これは、2月11日月休日:自宅近くの「つくし野ローズガーデン」の片隅で撮影させていただいたフキノトウ。
雪も降りだしそうな寒い日でしたが、住宅地の中の東向きの斜面、足元の枯れ葉の中にしっかりと春を感じさせてくれる花が咲く準備が進んでいます。
 
これは2月10日午後、次週の活動の下見で、高見顧問と妻と私の3人で同じルートを歩いた時に見つけた花たち。
(活動のルートでこの1年間で見つけた様々な変化は、16日の活動の中でお話します。)

サザンカ。冬の花かな?
地味だけど、これはミツマタの花。
花ではないけれど、マンリョウの実。
 ロウバイ
 ウメ一輪。
専用畑のナノハナを「つくし野ローズガーデン」のテーブルに生けていただいて…。
トマトソースの空き瓶に生けていただくとおしゃれ。
「つくし野ナノハナガーデン」に改名??
撮影地:つくし野/つくし野に近接した丘陵地/つくし野ローズガーデン
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同



2019/02/09

開催案内:第11回定例活動

第11回定例活動を実施します。
「春を探して、里山ハイキング!」
本年度第11回目(特別活動を併せると延17回目)の定例活動を実施します。
2月16日(土)午後:つくし野小東門集合⇒徒歩圏で行ける里山ハイキング⇒専用畑収穫体験⇒専用畑で現地解散…の行程で、行います。 
今回で、延13回目となる恒例の内容です。 
本プログラムも、楽しい内容になるように努めます。皆様の参加をお待ちします。
なお、このブログで用いた写真は、1年前の同プログラムで撮影したものです。

【開催日時・集合場所】※延期などの連絡は、当活動のホームページ:ブログに掲載
2月16日(土)
 13:00 つくし野小学校 東門周辺に集合
  活動の目的などをお話ししたのち、里山ハイキングに出発
1630 活動終了予定(セントラルパーク近く プロジェクト専用畑で解散予定)
※雨天の際、午前の活動は翌日に延期 ⇒緊急連絡はホームページに掲載

【持ち物・用意する物】
筆記用具(鉛筆:必須)、温かく体温調整がしやすい服装・帽子、歩きやすい靴、温かい飲み物、スーパーの大きいビニール袋、新聞紙、マグカップ(各自)、簡単な行動食は活動で準備しますので、各自食べ物は持参禁止。

【申込み方法】
事前の申し込みは不要です。直接時間までに指定場所に集合してください。
原則として未就学、123年生は保護者と一緒にご参加ください。保護者が参加できない場合は、事前に主催者にお知らせ下さい。所属学校・居住地の制限は一切ありません。卒業生や未就学児も歓迎します。環境学習に興味ある学生も歓迎。
お子さんのお名前、年齢や所属学校名・保護者名などを当日、出席者カードでお知らせください。

【備 考】
中止や延期等、特別な予定変更はビオトーププロジェクトのホームページ(ブログ)に掲載します。
  → http://biotop-project.blogspot.jp/
ブログには、参加した方は、感想や要望を書き込んで頂けるとうれしいです。
 ・このビラは、毎回合計約500枚をプリント、つくし野小全校児童つくし野天使幼稚園年長に直接配布しています。
募集対象は2校に限定しません。参加者の年齢制限はしませんが、前年のプログラムの内容を見て各自判断してください。
安全確保から、活動中保護者の方はお子さんから目を離さないでください。 未就学児と低学年の児童に保護者同伴をお願いしている理由のひとつです。 みなさんが安全に楽しく活動できるようにご支援・ご協力ください。
・参加者に保険を掛けています。今年度も保険料(約28円/回・人)は助成金から支出しています。活動自体は一切無料です。
・本活動は小学校・幼稚園の行事ではなく、任意参加の体験的環境学習活動です。 常識的な安全配慮はしていますが、全てのリスクを排除できるものではないことも予めご了解ください。 温湿度計・救急箱は全活動で携帯しています。
・この活動の必要経費は、主に複数の公的助成と個人寄付を基に成り立たせています。 本年度は、「町田市地域子ども教室(青少年児童課)」、「セブン・イレブン記念財団」、「(公財)国際花と緑の博覧会記念協会」、「(公財)あしたの日本を創る協会」(順不同)の助成を受けて活動します。 活動の内容・成果は、個人情報に注意してHP/ブログなどで公開します 。助成をいただいている町田市・各財団にも詳細を報告し、それぞれの助成条件を満たす適正な会計処理を行い、確認・承認を受けています。 主催者は、それぞれの助成の制度上、一切の報酬を得ることは許されていません。















【当日の緊急連絡先】つくし野ビオトーププロジェクト 小池常雄あて
小池常雄 個人携帯・自宅 09025421874 0427955184(緊急連絡用としてのみ使用可)
主催者へのメールの宛先:t.koike.biotop@gmail.com(毎回、活動当日は準備で多忙のため、返信は容易でありません)
以下は、つくし野小とつくし野天使幼稚園年長に配布し、各校・園に掲示いただいている活動案内チラシの表面・裏面です。配布版は、白黒簡易印刷です。
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同

2019/02/07

スクールニュース Vol.391で紹介されました!

午前中、学校に設置した巣箱の様子を確認する。
「続けること 挑戦すること」
(つくし野ビオトーププロジェクト
2019年1月)
2019年のつくし野ビオトーププロジェクトが1月19日(土)に始まった(正確には年度で動いているわけですが)。
1月のプロジェクトは「庭に小鳥を招待しよう!!」。
野鳥(ことにシジュウカラ)を愛してやまない小池常雄プロジェクトリーダー(環境カウンセラー)の想いがいっぱいに詰まったプログラムである。
地域で違いはあるだろうが、東京都町田市つくし野地区の場合、シジュウカラは毎年3月頃からつがいで巣づくりを始め、卵をかえし、ヒナを育てる。小鳥が巣立つのは5月の連休が明けたころになるそうだ。鳥は、木の上に巣をつくるカラスやヒヨドリ、土の中につくるカワセミなど巣づくりで分けることができるが、シジュウカラは木や岩の穴、住宅のすき間などにつくる。スズメもこのタイプだ。
小池リーダーの説明は誰も止めなければこれだけで時間いっぱい使ってしまうくらい野鳥への愛が詰まっている。
小池リーダーの説明は誰も止めなければこれだけで時間いっぱい使ってしまうくらい野鳥への愛が詰まっている。
しかし、都市化によって木が減り、住宅の高機能化によってすき間がなくなると、シジュウカラは巣をつくりづらくなる。そんな今のつくし野で、ちょっとだけその手助けをしようと巣箱づくりを始めたこのプログラム。参加者は巣箱をつくるにとどまらず、それを持ち帰って自宅などに設置して観察する。そのため、現在まで全て使われていれば「およそ300の巣箱がこの地域にはあるはず」と、続けることの大切さを小池リーダーは話す。
ところで、巣づくりの場が少ないことはシジュウカラよりも体が少し大きなスズメも同じ。そして今、つくし野ではスズメを目にすることが「ずいぶん減った」と小池リーダー。そこで、これまでシジュウカラ向けとしていた巣箱を今年からはスズメにも対応できるよう、巣穴の直径を選択できるようにした。
家族ごとに親子で巣箱づくりに挑戦。毎年必ずつくりあげる。
家族ごとに親子で巣箱づくりに挑戦。毎年必ずつくりあげる。
さらに、シジュウカラは漢字で書くと四十雀。目にできればスズメ40倍分の珍しさという意味が、体感で今は逆かもしれないという。
新たな試みとして巣箱づくりのラインナップに5階建てのアパート「スズメのお宿(仮)」を提案。一級建築士でありモノづくりの人である小池リーダー考案の設計図をもとに高校生のスタッフが中心になって組み立てていくが、とにかく大きい。来年の巣箱観察の目玉になることは間違いない。
午前中、学校に設置した巣箱の様子を確認する。
午前中、学校に設置した巣箱の様子を確認する。
巣箱づくりに先立つ同日午前には特別活動「校庭の巣箱を確認しよう!」も行われた。これは、プロジェクトが町田市立つくし野小学校の敷地内に設置させてもらっている巣箱の中を確認する作業。確認後清掃して再設置するが、子ども達と一緒に確認することで地域を知るとともに、午後のプログラムに向けてモチベーションを高める意味合いもある。
毎年営巣跡の数は異なり、いなかった巣箱はつけかえも考えながら再設置する。ここ数年は利用が多かったが、今年は12の巣箱のうち使われていたのは3件。かつてないほどに少ない。小池リーダーは、昨年小学校近傍で樹木の伐採があったことなど環境の変化が原因ではないかと推測する。
それでも毎年一番人気、校門横の巣箱にはしっかりとその跡が残っており、シジュウカラはヒトを敵視していない(もっと危険な生き物がいる)からと説明するなど、子どもたちの「なぜ」を解消しながら校内を歩き回った。
来年はこれに「スズメのお宿(仮)」も加わる。今から楽しみである。
5階建てのスズメ用アパート「スズメのお宿(仮)」。
5階建てのスズメ用アパート「スズメのお宿(仮)」。
 過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
取材くださった岡本さん、ありがとうございました!(小池)
出典:スクールアメニティ誌が発行する
Webニュース「スクールニュース」
配信日:2019年2月1日金曜日 
ブログ編集:小池常雄



2019/02/04

たい肥作りをしました

専用畑のたい肥作り
2月2日土と3日日、顧問と中村さんでたい肥作りをしました。
冬の乾燥期のこの時期、夏に栽培した作物の枯れたものや、剪定した樹木などを粉砕。
1年ほどをかけて熟成させると、たい肥の出来上がり。
これは2日土曜午後の様子。中村さんの支援で、船崎、井上、小池が作業。
活動の中で、お話ししているけれど、牛ふんやたい肥は、植物(作物)の直接の栄養というより、植物を生育させる土の中の微生物のエサとなるもの。
この微生物が元気でないと、作物がうまく地中の養分を吸収できない…。
だから、とても大切な土づくりの肥料。
土を柔らかく保ち、空気を良く含ませ、保水性も高めます。
大人の男性4人がかりでやっても、剪定木など太さ4-5センチのものもあり、粉砕機の中に入るようにする事前処理もなかなか大変。
 
 軽トラのダンプは、こういう作業の時はとても有効。
1台欲しい!!
以下は3日の午前中。
もう作業すべきものは少なかったので、中村さんと小池のふたりで作業。
枯れ木が、中に詰まってしまい、分解清掃。
1年したら、いいたい肥になっていることと思います。
その前にフタを修理しなくちゃ。
今回の作業の中でも、中村さんのたい肥の中で、カブトムシの幼虫を何匹か救出。
このたい肥も、今年の夏にはカブトムシたちが産卵に来てくれるかも…。
≪おまけ≫
高見顧問も、同じ2月2日3日、ご自宅で同じ作業をしていたことが分かりました。
これは粉砕前の、ご自宅の庭の剪定枝。
この黄色い機械は、家庭用の粉砕機。
中村さんの機械はエンジン式だけれど、こちらは電動でモーター式。
中村さんの機械は後ろから入れて前に排出。これは、上部の投入口から入れて、下に排出する仕組み。
枝は切れているけれど、そんなに細かく粉砕されている感じではなく。
以前、ご紹介したように高見顧問は、この粉砕剪定枝を通気性の良い囲いに入れて庭の隅に設置。
やはり1年くらいかけて、たい肥にするはず。
高見さんのご自宅の庭木の針葉樹は、モミの木だけ。なるべく多種類の樹木を植えているとのこと。
たい肥置き場の近くにクヌギ、コナラは植えてなくて、カブトムシの産卵場所になるとまでは考えておられなかったとのこと。
クヌギを庭に植えると樹液が出れば、スズメバチが来る恐れもあり、断念したとのこと。
ナチュラリストらしい高見顧問らしい庭づくりです。

私も真似して、今冬、自宅庭にたい肥置き場を1つ作ったけれど、剪定枝の大部分は市の回収に出してしまい。
全量を庭でたい肥化することは、時間もかかり面積的にとても無理。
わずかな面積の自宅の庭だけれど、選定枝はそれなりのボリュームになり。
特に、針葉樹系の剪定枝は樹脂が多く、たい肥には向かず。
また、来年の秋には、カブトムシの幼虫発見のご連絡をいただけるかも…。
以上です
文章:小池常雄
写真:   同
ブログ編集:同