次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は766名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。

2019/03/24

ソラマメの芽の天ぷら

ソラマメの頂芽を摘心
3月21日春分の日、畑のお世話を一人でしました。
いくつかの作業をしたのですが、これはソラマメの花。

昨年冬、苗や種を撒いたものがこのところの気温で急激に成長。
ソラマメは5節ほどのところで、頂芽(ちょうが:軸の先っちょの芽)を摘芽(てきが:芽を摘み取ること)をすると、わき目が伸びて、いいさやが付く低い位置の花芽を増やすことができるのです。
これは、摘いだ芽を集めたところ…。
外側の大きくなった葉を除くとこんな感じ。
捨ててしまうのは惜しく。これを天ぷらにして…。
てんぷらの出来上がり
 少し、塩を付けて。。。
これは、外側の葉っぱのところなどを集めて、サッと湯通ししてお浸しに…。
こういう収穫物は、お店には出回るようなものではないし、かといって野草でもなく…。
もう、アブラムシが付き始めていて…。
完全無農薬だから、食べられるのだけれど…。
参加人数が多い活動の参加者に平等に分配することはできないものなので、一人で畑作業をした人へのご褒美ということで…。
こちらは、スティック・セニョール(茎ブロッコリー)
無水鍋で加熱すると、色が鮮やかなまま栄養も逃げない…。
下は、YNさんに送っていただいた写真。
よく見ると、段ボールにナノハナがテープで張り付けて合って。。。
ポケットから菜の花が出ているようにも見えて…。
鉛筆で書かれているのは、ジムニーという私の愛車に乗っている私…。
車の特徴が良くとらえられていて…。
文章:小池常雄
写真:YNさん、小池
ブログ編集:小池常雄




2019/03/23

ご自宅でのジャガイモの植付とシジュウカラ

鉄鋼マンさんからお便り頂戴しました。
[昨年の初夏、鉄鋼マさんのご自宅で巣立ったばかりのシジュウカラ]
鉄鋼マンさんからお便りと写真をお送りいただきましたので、ご紹介します。
「日曜日(3月17日:第12回定例活動)はありがとうございました。
スティックセニョール、白菜、キャベツは大変おいしくいただきました。
白菜の中からナメクジの仲間が出てきて、キャベツからは青虫が出てきました。
ちょっと驚きましたが、畑にモンシロチョウのペアが飛び交っていましたので、
おかしくはないですね。

あのモンシロチョウたちはどうやって冬を越したのだろうかとか、
この青虫はいつ孵化したのだろうかなどと思いましたが、
き物たちは思いのほか逞しいということだろうと思います。

我が家では、今年は、長男が綿花、次男がジャガイモを育てようという話をしており、

実は、当初予定の土曜日にジャガイモの植え付けを体験出来たら、
その足でビバホームでプランター等の手配をして植え付けまでやろうという
話をしていました。

ところが(天候で)延期になってしまったので、
(活動日前日の)土曜日のうちに子供たち3人を連れてビバホームに行きました。
(販売している)種芋はミニマム1㎏だったので、
『こんなに買ってもプランターじゃ育てきれないなあ』…と思っていたところ、
ちょっと葉を出した状態の“ジャガイモの苗”が売られていました。
価格的にはちょっと割高ですが、余った芋を捨てることもないし、3人に1つずつ別の種類(長男が男爵、次男がメークイン、娘がキタアカリ)を用意してやれたので、
良かったかなと思います。
本当は種芋から育てるのがベストと思いますが、それはビオトーププロジェクトの活動で体験させていただけたので、良しとしましょう。
大きめのプランターを買ってきたのですが、さすがに苗3つとなるとちょっと窮屈そうです。
元気に育ってくれると良いのですが。

なお、この週末からシジュウカラが巣作りを始めました。

昨年巣づくりしてもらえなかったので、今年は餌台にヒマワリの種やパンくずを置いて、巣箱に気が付いてもらえるよう画策してきましたが、どうやら上手くいったようです。
今まで2回巣作りしてくれた際には気が付かなかったのですが、
今年は口いっぱいに苔を加えて巣に入っていく姿も見ることができました
まだ写真を撮ることができていませんが…。

今年のGWは10連休ですので、是非、巣立ちの様子を見てみたいと期待しております。」

写真を見せていただくと、活動の中でお話ししたように、植え付けの位置が少し浅いように思います。
ジャガイモは種イモより上の位置に新しいイモができます。
従って、培土という土寄せを2-3度行い、その時に肥料を足すのがコツなのですが。。。
成長してから植えなおすと根を痛めますので、なるべく早く植えなおすか、やや山盛りになるけれど、芽が出たら土を足してくださいね…。
また、その時に追肥もね…。
シジュウカラの写真はいいですね…。
巣立ちのご報告も期待しています…。

文章:鉄鋼マンさん
写真:  同   
文章調整:小池常雄
ブログ編集: 同 

2019/03/17

活動報告:第12回定例活動

「ジャガイモを植えよう!」の活動を
実施しました。
気まぐれな春の天気予報に翻弄されて1日延期し、午後からの雷雨の予報にびくびくしながら3月17日日曜日午後、本年度最後の定例活動を実施しました。
天気予報は午後からの雷雨を伝えていたので、この日朝一番で顧問と相談。
午前中9時ころから準備を開始。
午後からの活動開始時間も30分早め、12時半からにしました。
これは当日午前中、準備した男爵とメークインの種イモ。2箱で20㎏。
1か月ほど前に購入し、車に入れておいたらこんな感じ。
もやしのように見えるのは芽。でも食べられない!毒があるので注意!!
この種イモを半分に切って、切り口に薬を塗る(普通は木草灰を利用)のが大変。
美智さんとゆり子さんで着々と準備。
その間に、私は家庭用耕運機で植付予定地を耕そうと思ったら、踏み固まってしまっていて、歯が立たず。
それで中村さんにトラクターの出動を要請。あっという間にふかふか畑。
茎ブロッコリーも、午後からすぐに配分できるように、あらかじめ一部を収穫。
キャベツはこんな感じ。これは子供たちの手で収穫させたくて、午前中はそのままに…。
準備を早くから始めたし、温度が上がったので途中で給水タイムとランチタイムを実施。
午後から急に雷雨になると困るので、先に種イモを植え付ける場所も掘っておき…。
急に開催日も開始時間も変えたので、参加者があつまるかな?と心配したけれど、沢山の人が集まってくれて…。
わたしからのお話は極力短く。
だって、気象レーダーの情報で「神奈川の大山まで雨雲が接近!つくし野到達は14時過ぎ…」なんて言う情報もあって…
(実際は雷雲は消えてしまって、来なかったのだけれど…)
家庭でも、プランターなどで比較的簡単にジャガイモは育てられるけれど、その時の注意をお話し。
培土(ばいど)と言って、芽が育つのに応じて土を寄せて足していくことがコツ。
(袋栽培の時は土を別の袋で半分とっておく。)
また肥料を少し離した場所に入れることも大切。
お話の後はさっそく植え付け。穴まであけておいた(井上さん、ゆり子さん)ので、次々作業は進み…。
切り口を下にして、丁寧に5㎝くらいの深さに種イモを植え、間に化成肥料も埋めます。
ジャガイモ植付の全景はこんな感じ。全員がそれぞれ自分の役割を見つけてやっていることがいいね…。
これは少し離れた場所の植付。
次に、中村さんのブロッコリー畑の片づけをお手伝い。
大きなブロッコリーは収穫した後だけれど、まだ食べられるわき目がいっぱいついていて…。急に収穫物・分配物が増えることに…。
ブロッコリーの茎は驚くほど太く、大きく。引っこ抜くのも大変。
こんな風にブロッコリーは作られていたのかなんて!茎は太いし根っこも大きい!!
これも自分でやってみなくては、わからないこと。
これは、私が自宅で種から育て、皆で昨年の11月に苗を植えたミニキャベツの収穫風景。
一部結球しなかったものもあるけれど、ほとんどがいい感じ。
小玉の種類を選んでよかった。
春キャベツ特有のみずみずしさがあり…。
活動の最初にお話ししたけれど、私たちの命は、ほかの動物や植物の命を奪うことで支えられている…。
確かにキャベツの収穫の時は、キャベツの命をいただいている実感がする。
だから、無駄にしたりしてはいけない。ちゃんと食べなくては…。
これは中村さんが、粉砕機を使って、たい肥置き場の中にブロッコリーを粉砕して入れているところ。大きいブロッコリーの茎と根っこが次々粉砕!!
子どもたちは、初めて見た光景。興味津々で見学。
エンジン音がとてもうるさく、後ろから収穫するよ!と声をかけても少しも聞こえず…笑。
下の写真は、年末に樋村さんとビニールでドームを作ってコマツナを撒いておいたもののビニールを外したところ。
子どもたちに収穫してもらったけれど、ビニールの中で育てたものとの違いが分かったかな?
「温室育ち」という言葉があるけれど、とてもコマツナのぱっぱの厚さは薄くて…。
いかにも栄養がありそうなのは、普通に外で育てたもの。
まあ、お店で売っているような、すこしひょろりとしているけれど大きさがそろって虫に食われていないものが収穫できたけれど…。
これ以外に、希望者はナノハナの花も収穫。
お約束の記念撮影の前に、1年のまとめを簡単にお話し。来年度は…???
恒例の記念写真。いつもの岡本さんが仕事が重なって来れなかったので、高見顧問にお願い。
開催を延期したり、時間を早めたりしたけれど、多くの皆さんに参加いただきました。
これは分配の時の様子。
長くこの活動を運営してきたけれど、記録的にたくさんの収穫物!
キャベツかハクサイは家庭に2つずつ!!
これが、子供たちが興味津々で見ていた粉砕機。エンジン音がちとにぎやか!
解散した後、顧問とSさん家族が手伝ってくださって、たい肥をたい肥置き場に追加投入。これで、たい肥の熟成がますます進み、いい肥料に熟成されそう…。
最後は、大学生のT君と、高校生のI君が仕上げ。
農業系の大学でもない限り、こんな経験をすることはまずないのでは?
顧問の皆さん、Sさんご家族、T君、I君ありがとう!!
定例も特別も本年度予定していた活動はこれにて完了。
つくし野地区で延18回(定例12回+特別6回)。恩田小で2回。合計延20回の開催。
参加してくださった皆さん、支援してくださった顧問の皆さん、各公的助成先にも感謝!!

この日の参加者は…
未就学:14名。1年:1名、2年:6名、3年:2名、4年:3名、5年:1名。
小学生の合計13名。
高校生:1名(I君)、大学生:1名(T君)。
保護者17名。
顧問・代表(中村一、樋村ご夫妻、田村ゆ、船崎、井上、小池):7名。
未成年者の合計:29名。大人の合計:24名。
総参加者合計53名。
文章:小池常雄
写真:井上、高見、小池
ブログ編集:小池常雄