次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度つくし野地区での活動は延20回実施。延参加者数は766名。 ◎F幼稚園での活動は延15回、延871名参加。 ◎小川小への出張環境学習は延11回実施。延887名参加。 ◆3地区で延2,524名/46回の活動を実施。
〇2025年度の第6回定例活動は、9月13日 (土)午後の実施予定です。詳細は下記。第5回特別活動は、実施日未定です。

2009/11/27

「ビオトープ通信」 第36号

ビオトープ倶楽部会員の皆様

日がとても短くなって、つくし野にも灯油の巡回販売がやってくるようになりました。

待ちに待った、たき火の恋しい季節の到来ですね。

今回は第7回活動報告と次回活動「たき火に親しもう」のご案内です。

§ 新着情報

1. 「次回予告 12月12日 『たき火に親しもう』 」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2009/11/1212.html

2. 「活動報告 09年度第7回 『校庭の冬越しの準備をしよう』」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2009/11/09-7.html

§ 限定公開フォトアルバム

第7回活動「校庭の冬越しの準備をしよう」の限定公開フォトアルバムへのご招待です。

重要なお願い:

フォトアルバムのリンク情報は、ご家庭の外には開示しないでください。
ご家族以外の参加者のお顔が写った写真の再掲載、再配布はしないでください。
(当日参加者にも禁開示、禁再配布)
個人情報保護にご協力願います。

第6回活動「ビオトープ畑で実りの秋を体感しよう」限定公開フォトアルバム

URL: [メールマガジン版のみの掲載]

2009年12月28日まで約1ヶ月の期間限定なのでお早めにどうぞ。

備考:

サービス提供元の「フォト蔵」の制限で携帯電話ではご覧になれません。
携帯電話で「ビオトープ通信」をご覧の方は、本メールをご自身のパソコンのメールアドレスに転送して、パソコンでアルバムをご覧になってください。

つくし野小学校ビオトーププロジェクトより

次回予告 12月12日 「たき火に親しもう」


08年度の活動より

いよいよ、冬将軍の到来です。前回の活動は、冬に備えてセントラルパークで集めた落ち葉をカブトムシ御殿に入れてカブトムシの幼虫の冬越しの準備をしたり、春にかけた巣箱の点検をしたりしました。11個かけた巣箱のうち、5個に巣が作ってありました。今年は例年と比べてやや少なめでした。

今回の活動は、毎年恒例で楽しみにしている子どもたちも多いかと思いますが、「たき火に親しもう」と題して、校庭で環境に優しいたき火をして、福寿院の畑で皆で育てたサツマイモやねじりパン、クルミなどを焼いて食べます。

今年はどんな食材が登場するでしょうか。

今回も食材代として一人100円いただきたいと思います。

ご参加いただける方は、本日全校配布の申込用紙に記入の上、12月1日(火)までに、担任に提出してください。準備の都合上、今回の募集プリントはいつもより早めにしました。

なお、会費は当日集金します。

開催日時・場所

  • 12月12日(土) 13時00分
  • つくし野小朝礼台前に集合

スケジュール

13時00分つくし野小朝礼台前に集合 (出席確認・参加費集金)
13時15分活動内容説明
11時45分活動開始
15時45分活動終了・後片付け
16時15分解散

用意する物

  • ある人は名札・カードケース
  • 軍手
  • 飲み物
  • 帽子
  • タオル
  • 汚れてもよい服装
  • 熱い物が入れられるマグカップ
  • 使い捨てではない皿1枚

備考

  • 原則として、1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。
  • 雨天の場合は翌日に延期。その場合は、ビオトープ連絡網で流します。

2009/11/14

活動報告 09年度 第7回 「校庭の冬越しの準備をしよう」

文: 田村校長先生
写真: 三浦さん

例年より早く、冬の足音が聞こえてきました。

今回の活動は、校内の施設の冬や春に向けての準備を行いました。

インフルエンザの流行や、雨で1日順延したせいかいつもより参加者が少なかったですが、充実した活動ができました。

まず、全員で今年の2月頃しかけた小鳥の巣箱の営巣状態を確認しました。

全部で11個しかけた巣箱で、実際に利用されたのは5個でした。

これまでの実績に比べたらかなり少なかったです。

かなり良さそうな場所を利用しないで、正門脇の道路上に見本でかけた巣箱にはいるなど、シジュウカラの巣箱を選ぶ基準がますますわからなくなります。

利用した巣箱は中をきれいにして同じ場所に、利用されなかった巣箱は別の場所に取り付けて春に備えました。






巣箱を巡りながら、キノコ園ではナメコが出ている様子を見てもらいました。

少々、収穫時期が遅かったのですが、どうしても生えているところを見ていただきたくそのままにしておきました。

収穫して、食べてみたい人に持ち帰ってもらいました。

今、第3弾の小さなナメコが出ています。

2年越しで木から生えているナメコを食べたいという願いが叶いました。

来年も出てくれることでしょう。



次に、リヤカーを引いてセントラルパークにむかい、カブトムシ御殿に入れるクヌギの落ち葉集めをしました。

かなりたくさん集まりました。

それをカブトムシ御殿に入れてカブトムシの幼虫が冬越しできるように準備をしました。

その後、参加者が持参してくれた幼虫を3匹入れました。





11月24日(火)には、メンバーが持ってきてくれた数十匹の幼虫を放しました。

暖かい落ち葉のベッドで冬越しをして、来年こそはたくさんのかぶと虫が飛び回って欲しいです。

一方、落ち葉を集めている間、一部の参加者にお願いして、次回の「たき火に親しもう」で使う薪になる廃材を集めてもらいました。

次回の活動の準備も着々と進んでいます。

今回の活動は、次回や次年度につながる大切な活動でした。

参加者の皆様、お疲れ様でした。

09年度第7回ビオトープ活動 アルバム

2009/11/06

「ビオトープ通信」 号外 「町田経済新聞につくし野小ビオトープの記事掲載」

ビオトープ倶楽部会員の皆様

11月6日、インターネットの情報配信サービスの「町田経済新聞」に「ビオトープ・コンクールで町田の小学校を現地審査-地域連携アピール」という記事がトップニュースとして掲載されましたのでご紹介いたします。

審査員の方にメダカ池を案内する田村校長先生の写真もばっちり掲載されています。

記事では「トンボ池」となっているのがご愛嬌です。

ぜひご一読ください。

12月中旬発表の審査結果が楽しみですね。

記事URL: http://machida.keizai.biz/headline/551/

ビオトープブログ管理人

「ビオトープ通信」 第35号

ビオトープ倶楽部会員の皆様、おはようございます。

先日、東京にも木枯らし一号がふいて、とたんに寒くなってきましたね。

つくし野の生き物たちもさぞ冬支度に慌ただしいことと想像します。

今回は、ビオトープの冬支度へのお誘いです。

§ 新着情報

「次回予告 11月14日(土) 『校庭の冬越しの準備をしよう』」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2009/11/1114.html

つくし野小学校ビオトーププロジェクトより

次回予告 11月14日(土) 「校庭の冬越しの準備をしよう」


2008年度の活動より

10月の「サツマイモ掘り」と「光の不思議」へのたくさんのご参加、ありがとうございました。

先日は「学校ビオトープコンクール」の審査がありました。

ちょうど、2年前にコマ打ちしたナメコが出ており、それも見ていただきました。

さて、例年より早く冬の足音が近づいております。

11月の活動は、校内ビオトープ施設の冬越しの準備を行います。

小鳥の巣箱の点検・掛け替えや、カブトムシ御殿への落ち葉入れ、トンボ池・メダカ池の整備等です。

ご参加いただける方は、本日全校配布の申込用紙に記入の上、11月10日(火)までに、担任に提出してください。

開催日時・場所

  • 11月14日(土) 13時00分
  • つくし野小校庭に集合

スケジュール

13時00分つくし野小校庭に集合
13時15分活動内容説明
活動グループごとに分かれる
15時45分活動終了・片付け
16時00分解散

用意する物

  • ある人は名札・カードケース
  • 軍手
  • 飲み物
  • 帽子
  • タオル
  • 汚れてもよい服装

備考

  • 原則として、1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。
  • 雨天の場合は翌日に延期。その場合は、ビオトープ連絡網で流します。

2009/10/29

「ビオトープ通信」 第34号

ビオトープ倶楽部会員の皆様、おはようございます。

暖房が欲しくなり、空気の乾燥が気になる季節となりましたが、皆様お変わりありませんか。

今回は、二週連続の畑の収穫と科学実験の活動報告をまとめてお送りします。

§ 新着情報

1.「活動報告 09年度第6回 『ビオトープ畑で実りの秋を体感しよう』」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2009/10/09-6.html

2.「活動報告 特別プロジェクト 『光の不思議』」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2009/10/blog-post.html

§ 限定公開フォトアルバム

第6回活動「ビオトープ畑で実りの秋を体感しよう」と特別プロジェクト「光の不思議」の限定公開フォトアルバムへのご招待です。

重要なお願い:

フォトアルバムのリンク情報は、ご家庭の外には開示しないでください。
ご家族以外の参加者のお顔が写った写真の再掲載、再配布はしないでください。
(当日参加者にも禁開示、禁再配布)
個人情報保護にご協力願います。

1. 第6回活動「ビオトープ畑で実りの秋を体感しよう」限定公開フォトアルバム

URL: [メールマガジン版のみの掲載]

2. 特別プロジェクト「光の不思議」限定公開フォトアルバム

URL: [メールマガジン版のみの掲載]

2009年11月28日まで約1ヶ月の期間限定なのでお早めにどうぞ。

備考:

サービス提供元の「フォト蔵」の制限で携帯電話ではご覧になれません。
携帯電話で「ビオトープ通信」をご覧の方は、本メールをご自身のパソコンのメールアドレスに転送して、パソコンでアルバムをご覧になってください。

つくし野小学校ビオトーププロジェクトより

2009/10/18

活動報告 特別プロジェクト 「光の不思議」

文: 田村校長先生
写真: 三浦さん
10月18日(日)に、特別ビオトーププロジェクトを行いました。

テーマは「光の不思議」です。

当初はクラブ活動で、つくし野・ハンドレッドの会の中川さんにやってもらうつもりでしたが、中川さんのご尽力で他にも講師として ノーベル賞を受賞した下村先生の共同研究者の呉 純先生にお越しいただけることになり、せっかくの機会なので全校に呼びかけようと思い実現しました。

今回は、前回のサツマイモ掘りの翌週で急な呼びかけにもかかわらず、保護者も合わせて150名ほどの参加で行うことができました。

今回の参加者の特徴は、高学年が多かったことと生き物系が中心の普段の活動と違うこどもの参加が多かったことです。

参加者数を考えて、体育館で行いました。

参加者多数のため受付に時間がかかり、15分遅れて始めました。

受付をやってくださったビオトーププロジェクト顧問の小池さんもてんやわんやでした。

保護者の方にも手伝っていただきました。

会場準備は主につくし野・ハンドレッドの会の方にやっていただきました。

最初は、中川先生の方解石偏光板2枚を使った実験です。

実験用の白衣を着た中川先生はかっこよかったです。

偏光板を2枚直角に重ねると黒くなって見えなくなりました。

また、一つの点の上に方解石の結晶をのせると分身の術みたいに二つの点が見えました。

さらに、その上に偏光板をのせると点は一つになるなど、こども達にとって驚きの連続でした。

これらの実験を通して光の本質とは何かというお話しがありました。

人間はあまり感じないけれど、昆虫や鳥は偏光板と同じ機能を持っていて時刻や方位を感じているというお話しには驚きました。

続いて、呉 純先生のお話と実験です。

自然界のさまざまな発光生物体の説明がありました。

ウミホタルの説明を受けた後、乾燥したウミホタルを乳鉢で細かくすりつぶし、水を加えました。

暗くした体育館の学年別30グループの乳鉢の中が青白く光り輝きました。

グループのあちこちから「オー」「ワー」という声が聞こえました。

何ともいえない感動の渦でした。

しばらくすると光が消えていき、そこに15%のアルコール水に溶かしたルシフェリンの溶液を入れると再び光り出しました。

次に、試験管の中のオワンクラゲGFP(緑色蛍光タンパク質)に紫外線のライトを当てると光り輝くところを見せていただきました。

最後に、このような研究が医学や生物学に活用されているというお話を聞きました。

今回の企画は光を題材に、光や命の不思議さにふれることのできた貴重なひとときでした。

これも、これまで積み上げてきた地域の方・保護者と学校とのつながりの中で実現したことであり、全く別の観点で私にとって喜びもひとしおでした。

お世話になった皆様に、あらためて感謝申し上げます。

ありがとうございました。







2009/10/10

活動報告 09年度 第6回 「ビオトープ畑で実りの秋を体感しよう」

文: 田村校長先生
写真: 三浦さん
秋もたけなわの10月10日(土)に、第6回ビオトープ活動を行いました。

今回は、春、福寿院さんにお借りした畑に植えたサツマイモの収穫を80人ほどの参加者と一緒に行いました。

学校に集合して出欠をとり、歩いて畑到着です。



当日は天気もよく、絶好の作業日和でした。

午前中に顧問の小池さんが畑の横の草地にセットしてくださったブルーシートに座って春に植えたときの様子などのお話を聞きました。

その後、高学年が大豆をとってきてみんなに見せました。

しかし、ほとんどにカビが生えていたり納豆みたいになっており、食用にはなりません。

次に、中学年がツルナシインゲンをとってきましたが、これも同じようにカビが生えていたりして食用になりません。

最後に、低学年が落花生を引っこ抜きました。

すると、見事な落花生が実っていました。

早速、実をとって洗って、保護者の方に現地で小一時間ゆでてもらってみんなで食べました。

このような食べ方は初めてという人もおり、よい経験でした。

思うに、今年の夏は雨が多く、豆類は不作だったのではないでしょうか。






サツマイモ掘りに先立ち、1週間まえの草刈りの時に掘っておいたサツマイモをお母さん方にふかして持参してもらい、みんなでいただきました。

甘くておいしいベニアズマがたくさん収穫できることを願いつつ、サツマイモ掘り開始です。

ツルをそのままにしておいたので掘りにくかったでしょうが、あちこちから歓声が上がりました。

ダイコンのようなサツマイモ、ラグビーボールのようなサツマイモが掘り出されました。

ムラサキイモのきれいな色が目に鮮やかでした。

次々に掘り起こされ、サツマイモの山ができました。

残念なことに、掘る時期が少し遅れたせいか、かなりネズミにかじられていました。

イチジクも柿も、トウモロコシもサツマイモも、虫や鳥や動物との獲得競争になります。

知恵比べでもあります。

畑や田んぼも含めた自然(里山)の中で、生き物と人間とが競争しながら共生している一面をかいま見たような気がします。

途中でお見えになった福寿院の住職さんから、畑の下の柿の実もとっていいですよと言われわいわい言いながらとらせていただき、この日のおみやげになりました。










掘り終わった頃に、顧問の中村さんが小型トラクターを運んできてくださり、次の作付けに備えて耕してもらいました。

その前に、春にいただいていた麻布大学の牛糞を散布しました。

途中から、高学年はトラクターに乗せてもらい、耕作を体験しました。

後片付けをして、この日の活動は終了です。


みんながおみやげのベニアズマとムラサキイモを持って帰ることができました。

ちゃんと、12月の焼き芋用のベニアズマは確保してありますのでご心配なく。

半年ほど育て続けた畑の野菜でしたが、中村さんはじめ顧問の皆さん、保護者の皆さん、何よりも畑を提供していただいた福寿院さん、ありがとうございました。
09年度 第6回ビオトープ活動
アルバム

2009/10/07

「ビオトープ通信」 第33号

ビオトープ倶楽部会員の皆様、おはようございます。

先週末は遅い十五夜でした。皆様のお宅ではお月見や観察をされましたでしょうか。

ときおり雲の切れ間から青白いお月様が輝き出て、幻想的な美しさを振り注いでいましたね。

でも夜に輝くのは空の天体だけではありません。海も生き物たちも不思議な光を放ちますよ。

今回はそんな海の発光生物体のまつわる特別プロジェクト「光の不思議」へのご招待です。

保護者の皆様も奮ってご参加ください。

§ 新着情報

「次々回予告 10月18日(日) 「光の不思議―方解石と偏光板と発光生物体を使って」」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2009/10/1018.html

つくし野小学校ビオトーププロジェクトより

次々回予告 10月18日(日) 「光の不思議―方解石と偏光板と発光生物体を使って」


オワンクラゲ

10月10日(土)のサツマイモ掘りに引き続き、当初発表した年間予定にはなかったのですが、特別ビオトーププロジェクトを行うことにしました。

この企画はクラブ活動で実施していただくつもりでしたが、企画がだんだん充実してくるにつれ、クラブの児童だけではなく広く全校の児童や保護者に参加していただきたいと思ったからです。

テーマは『光の不思議』です。光そのものの不思議さと、現在、化学や医療の現場で広く使われている発光生物体のお話・実験を素晴らしい講師の方をお迎えしてやっていただきます。呉先生は、下村脩先生がノーベル賞受賞後の凱旋講演で、助手としてオワンクラゲの発光実験をやられた方です。

ご参加いただける方は、本日全校配布の申込用紙に記入の上、10月13日(火)までに、担任に提出してください。

テーマ

『光の不思議―方解石偏光板と発光生物体を使って』

講師

中川 淑郎 先生
横浜市立大学名誉教授 理学博士
(ドイツ)ダルムシュタット工科大学有機化学研究所客員教授
クラブ・はんどれっど会員
呉 純 先生
産業技術総合研究所関西センター研究員 農学博士

発光生物体

  • 海ホタル
  • オワンクラゲのGFP (下村脩先生のノーベル化学賞受賞対象化合物)

開催日時・場所

  • 10月18日(日) 14時00分
  • つくし野小体育館に集合

スケジュール

13時00分つくし野駅前に集合 (出席確認)
あいさつ・講師紹介 (校長)
14時20分中川先生のお話・実験
15時10分呉先生のお話・実験
16時00分お礼のあいさつ
活動終了・解散

用意する物

  • ある人は名札・カードケース
  • 筆記用具
  • 飲み物

備考

  • 原則として、1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。
  • 雨天の場合でも行います。
  • 風邪気味の人は参加を見合わせてください。

2009/10/02

「ビオトープ通信」 第32号

ビオトープ倶楽部会員の皆様

天高く馬肥ゆる候、いかがお過ごしでしょうか。

今年は雨の少なく涼しい、とても過ごしやすい秋ですね。

そういえば、先週のビオトープ活動では、ザリガニたちが涼しすぎて、せっかくの釣り場から夜逃げ?したそうです。

本日のお知らせは、そんな前回活動の報告と、収穫の秋へのお誘いです。

§ 新着情報

1. 「次回予告 10月10日(土) 『ビオトープ畑で実りの秋を体感しよう』」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2009/10/1010.html

2. 「活動報告 活動報告 09年度 第5回 『川で学ぼう・川の水を分析してみよう』」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2009/10/09-5.html

§ 限定公開フォトアルバム

第5回活動「川で学ぼう・川の水を分析してみよう」の限定公開フォトアルバムへのご招待です。

重要なお願い:

フォトアルバムのリンク情報は、ご家庭の外には開示しないでください。
ご家族以外の参加者のお顔が写った写真の再掲載、再配布はしないでください。
(当日参加者にも禁開示、禁再配布)
個人情報保護にご協力願います。

URL: [メールマガジン版のみの掲載]

2009年1月2日まで約1ヶ月の期間限定なのでお早めにどうぞ。

つくし野小学校ビオトーププロジェクトより

次回予告 10月10日(土) 「ビオトープ畑で実りの秋を体感しよう」


ビオトープ畑

9月19日(土)は予定を変更したにもかかわらず、たくさんの皆さんにご参加いただき奈良川で楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。その2週間前の現場整備の折には水たまりにたくさんいたザリガニが姿を消していたことに、あらためて自然の不思議を感じました。また、ヨシノボリやメダカが元気なことを確認できたことは喜びでした。

さて、10月の活動は、福寿院さん裏のビオトープ畑に春植えたサツマイモの収穫作業と、次の収穫に向けた畑の整備を行います。ためし掘りでは、順調な生育が確かめられています。特に、春植えた人は是非ご参加ください。そして、実りの秋、収穫の喜びを体感してください。

日本の自然のなかには、里山も畑も川も水田も組み込まれています。そんなことも考えつつ、秋の午後を過ごしましょう。

ご参加いただける方は、本日全校配布の申込用紙に記入の上、10月6日(火)までに、担任に提出してください。

開催日時・場所

  • 10月10日(土) 13時00分
  • つくし野小校庭に集合

スケジュール

13時00分つくし野小校庭に集合 (出席確認 活動内容説明)
13時20分つくし野小出発 (徒歩10分)
14時00分作業内容説明後サツマイモ掘り・畑の整備
16時00分活動終了・現地解散

用意する物

  • ある人は名札・カードケース
  • 軍手
  • 飲み物
  • 帽子
  • タオル
  • 汚れてもよい服装
  • 長靴
  • 防虫グッズ
  • 移植ごて
  • サツマイモを入れる袋

備考

  • 原則として、1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。
  • 雨天の場合は翌日に延期。その場合は、ビオトープ連絡網で流します。

2009/09/19

活動報告 09年度 第5回 「川で学ぼう・川の水を分析してみよう」

文: 田村校長先生
写真: 三浦さん

2学期最初の活動を、去る9月19日(土)にこどもの国線恩田駅近くの奈良川で行いました。

東京都環境教育優良校表彰式参加のため、当初の予定を1週間延期しましたが、80名ほどの参加をいただき実施することができました。

この日の活動は、奈良川の水質検査と生物調査が中心です。

メイン講師として、水質検査は保護者の大高さん、生物調査は顧問の小池さんと高見さんにお願いしました。

小池さんには、環境教育のことについてもご指導いただきました。

台風のため雨が心配でしたが、太平洋上にそれてくれたので天気の心配もなく楽しく過ごすことができました。

まず、つくし野駅前に集合し、出席確認、切符購入、出発です。

たくさんの保護者の方にご参加いただいているので、移動も助かりました。

現地についてあらためて活動説明を行いました。





その後、奈良川は生物が生きていけるのか、3項目にわたってパックテストで水質検査を行いました。

まず、水素イオン濃度(PH)は8.3 (川の水の酸性度を調べる)次に、亜硝酸態窒素は0.05(農薬や家庭からの下水による汚れを調べる)最後に、化学的酸素要求量(COD)は8(食べ物のかすや動物の糞による汚れを調べる)
【1年生の結果より】

あわせて、これまでの活動でも学習した塩素の実験を行ったところ水道の水と同じように奈良川の水にも塩素が含まれていることがわかりました。

これらから、奈良川は何とか生物が生きていけるということがわかりました。





これらを確認した後、いよいよザリガニが目当ての人は竿をもち、魚などが目当ての人は網を持って川に進みました。

ところが、2週間前にこの日の活動に備えて川の整備に行ったときにはたくさんいた水たまりのザリガニが全くつれないのです。

いくらねばってもつれないのです。

今年で4回目の企画の奈良川遠征で、1年目はたくさん釣れ、2年目はさっぱりつれませんでした。

3年目は再びたくさんつれ4年目の今年はさっぱりでした。

あらためて、その時の自然状況の影響の大きさを感じました。

一方、川では例年確認されるドジョウこそいませんでしたが、ヨシノボリメダカモロコクチボソコイアブラハヤなどの魚類、サワガニ、ザリガニなどの甲殻類、マシジミ(タイワンシジミ?)、カワニナなどの貝類の生息が確認されました。

調査終了後、顧問の小池さんから当日と川の整備をした折に集めたゴミを見せてもらい、こんなにたくさんの生物が必死に生きている川にゴミを捨ててもよいのでしょうか、いけないよねというお話を聞きました。

小池さんは袋にそれらのゴミを詰めて持ち帰ってくださいました。

いつまでもこれらの生物が生き続けられるように願いつつ、奈良川を後にしました。









実は、当日の午前中に、水泳指導が終わったプールの半分に顧問の長岡さんと網を張っておきました。

昨年も行い、2匹のギンヤンマの羽化につながったトンボの産卵用のカヤなどを入れるためです。

午前中に奈良川でカヤを刈って袋に入れておいたものを帰りに車で学校に運んでもらい、学校に戻ってから都合のついたこども達とプールに入れました。

昨年より1ヶ月早い準備でしたので、来年は今年以上の多種類のヤゴが見られそうです。

当日も、プールの上をギンヤンマが飛んでいました。

ちなみに、本日(9月29日)、メダカ池でギンヤンマのヤゴを見たという話を4年生の男の子に聞きました。

トンボ池の循環ポンプも1ヶ月ほど止めてトンボが産卵しやすいようにしました。

楽しみが続き、つながりますように。



09年度 第5回ビオトープ活動
アルバム